核家族が毒親を生み出す
343049 人は自然から遠ざかるほど病気に近づく
 
紺碧空 19/02/03 AM09 【印刷用へ
リンクより引用

ヒポクラテスの言葉のひとつに、以下のようなものがあります。

「人は自然から遠ざかるほど病気に近づく」

何だか当たり前のことを言っているようにも聞こえるのですけれど、私たちの現在の文明というものは、「自然と離れる」ために進んできたような面があります。

「自然」というのは、花や緑だけの話ではなく、周囲にある細菌や昆虫なども含めて、それは自然だと思いますが、「そういうものを排除する生活」を望んで達成してきた部分があります。

そして、考えることは、今は人類史の中で「最大の病気の時代」だということです。

それは否定しようがない。

そんな中で、冒頭の香港大学の最近の研究を見まして、ご紹介させていただこうと思いました。

話自体は、「小さな子どもは、自然と触れ合うと、精神面などにおいて良い状態に変化する」というもので、普通に想像できるものですが、この記事を読んでいて気になったのは以下の部分でした。

> 「私たちは、研究の中で、子どもたちの両親が自然を避けている傾向に気づいたのです。親たちは自然を不潔で危険なものと認識しており… (略)」

そうなんですよ。今の世の中の大人たちは、「自然を汚いもの」として見ている傾向がある。

外から帰ってきて、子どもたちに「まず手を洗いなさい」というのが、なぜか正しい習慣のようになっているのですけれど、行った場所にもよるでしょうけれど、それが自然の中にいて帰ってきたのなら、「何が汚いの?」と。

むしろ、手の常在菌のことを考えれば、殺菌効果のある石鹸で手を過剰に洗っていたら、むしろ体に悪影響が出てくると思われます。

〜中略〜

「自然から離れる」という概念の関係として、少し前ですが、

「殺菌・除菌」と関して、興味深い医学記事を読みました。

消毒作用のある普通の家庭用クリーナーを頻繁に使っている家庭の子どもは「腸内細菌の構成が変化してしまっている」ことがわかったというものでした。

これは日本では「 99.9% 除菌」とか、そういうようなものだと思いますが、そういうもので、頻繁に消毒・殺菌している家庭の子どもほど、腸内フローラが変わってしまって、その結果、肥満になりやすくなることがわかったというものです。

〜中略〜

「殺菌・除菌クリーナーが子どもたちの腸内細菌を変化させてしまっている」

ということがわかったということが重要です。

小さな子どもの場合、いろいろなものを口に当てたり、舐めたり、自分でさわることのできる範囲のいろいろなものを手を介して自分の口などでふれます。

そして、本来は、地球は「自然」の中にありますから、何をふれても舐めても、

「そこには必ず細菌などがいる」

わけですけれど、徹底的に殺菌・除菌に勤しむことで、それらの菌がいなくなってしまっている状態となり、「地球の状態としては不自然な場所」ができてしまう。

そして、そういう場所で小さな時期を過ごした子どもたちは、腸内細菌の構成が、早い段階で変化してしまっている。

あるいは、そういう子どもたちは、一般の子どもたちが成長と共に身につけていく細菌への免疫力に問題を抱えるかもしれません。

人間はバイ菌と共に成長しなければ、普通に育たないのかもしれません。
 
List
  この記事は 322567 への返信です。
この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_343049
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
343136 荒廃農地が28・3万f 歯止めかからぬ農地の縮小(その2) わっと 19/02/06 PM08
343135 荒廃農地が28・3万f 歯止めかからぬ農地の縮小(その1) わっと 19/02/06 PM08

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、48年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp