現代意識潮流を探る
342907 「純情」な男子は就活に不利!? 「女子の方が優秀」説を分析する
 
おぬこ ( 26 東京都 会社員 ) 19/01/29 PM05 【印刷用へ
世の中で受験でも新卒採用でも「女子の方が優秀」という話はよく聞きますよね。
最近話題になったものでは東京医科大学で男子学生に下駄を履かせていたという問題がありました。女性が優秀なので点数上位をすくうと女性だらけになってしまう。
この問題においては「何を今さら!はるか昔から言われていた事でしょ」と思った方が多かったでしょう。しかし、この問題は「男女平等じゃない」事が問題ではなく、女性が優秀で男子が優秀じゃない事が問題。世の中の男子はなぜ優秀じゃない?優秀な男子はどこに居る?

以下引用

リンク
―――――――――――
女子が男子を逆転、最近では10ポイント以上の差
今(2015)年8月に発表された学校基本調査によると、全体(学部)での就職率は72.6%。しかし、男女別では、男子67.8%、女子78.5%。10ポイント差となるのは、2010年以降6年連続、女子が男子を上回るのは2000年以降、16年連続です。それ以前はバブル期(1990年、1991年)を除けば男子学生が上。1981年以前は、男子が女子を10ポイント以上引き離しているのが当たり前でした(最大は1959年の25.1ポイント差。全体79.0%、男子82.3%、女子57.1%)。

 それが2000年以降に逆転し、ここ6年は女子が10ポイント以上上回っている、これは一体どういうことでしょうか?

〜〜〜
理由3:女子学生の成長が男子学生よりも早くて優秀

 行き着くところがこれ。

 採用担当者を取材すると、ほぼ間違いなく出てくる話です。

 ただ、大学入試において、男子より女子が優秀、とのデータは特にありません。

 女子の方が成長は早い、という話も昔から言われています。その割に、就職率で男女差が逆転したのは2000年以降。

 1999年以前の女子学生の成長が遅かった、とするデータはどこにもありません。


理由4:早期に動く学生は女子が多くて優秀に見える

 採用担当者だけでなく、キャリアセンター職員を取材すると、早期に動く学生が多い、との話は結構出てきます。

 これは採用担当者で、インターンシップも担当している人からも出る話。

 3年生の夏から秋にかけてのインターンシップは、1日インターンシップでも、女子学生が多数。

 男子学生を欲しがる企業からすれば、

「女子学生に来るな、とも言えないし、でも、男子学生をもっと増やさないとまずいし」
と、モヤモヤさせるとか。

 それくらい、意識の高い学生は男子よりも女子が多いです。

 この早期に動く女子学生が結果的に、就活の序盤戦では飛び抜けて見える、そして、そのまま内定に至る、という説。

 競馬で言うところの先行逃げ切りですね。

 もっともな言説です。これも、はっきりしたデータがあるわけではありません。ただ、1日インターンシップの参加などを見ていくと、女子が多く、そうかな、とも思わせるに十分。

理由5:格好を付けたがるバカが男子学生に多い

 男だって薄情な人はいくらでもいますし。

 ここで言う、純情・薄情とはこういう事です。

 たとえば、中学校で、マラソン大会があったとしましょう。

「私、走るの遅いの。だから一緒に走ろうね」
と言っていた女子が、いざ始まると、すぐ裏切って、さっさか走る、こういう光景、よくありませんでしたか?

 これが「薄情」という意味です。

 で、本当にゆっくり走ったり、悪い点を取ったりするのが「純情」。

 この「一緒に」との言い方、どう考えても、悪かったらどうしよう、という予防線を張っているだけです。裏切ることも、言っている側に悪気はありません。

 が、本気で信じ込んだ側からすれば、裏切者、となるわけで。

友人を大事にするのは良いが・・・
 これが就活だとどうでしょうか。

 どの大学でも、3年生の5月から7月ごろ、就活を意識させるためのガイダンスを開催します。


 その際、観察していくと、どうも男子学生の方がのろのろしています。

 時には、職員の振りをして、入場誘導などもするのですが、

「就活で意識高いなんて言われたくないからさあ、前の方、座るの、やめようぜ」
「そうしよう」
と言い合っているのは大体が男子学生。

 百歩譲って、最初から前に座りたがらないのは男女差、無関係だったとしましょう。

 入口が狭くて、後ろの方から席が埋まっていくと、職員と職員の振りをした私は、

「はい、立ち止まらないでどんどん前に進んでね〜。前の方から座っていって〜」
と、声を掛けます。

 ここまで指示をしても、無視をしやがるのが男子学生。

 就職ガイダンスだけならまだしも、
「就活でガツガツしているの、バカらしいよね」
などと出ようものなら、それを頑なに守りたがるのも男子学生。

 友人を大事にするのはいいですが、それと就活は別。

「就活をあえてやらない自分が格好いい」?
 そんな訳ない、出遅れていくだけです。

 この、友人、仲間を大事にする、との誤解が男子学生に多く、それが「男女比10ポイント差」につながっているのではないでしょうか。

 私はこの男子学生純情説が有力、と考えています。
「就活純情派」否定宣言
 この点、女子学生は実利的です。

 就職ガイダンスで「就活?まだ早いよね」と言い合っても、それはそこだけの話。

 言ったそばから、別日程の就職ガイダンスを予約したり、1日インターンシップに申し込んだりします。

 この行動の違いが、「男女比10ポイント差」につながっているのではないでしょうか。

 特に2015年卒の女子学生就職率は78.5%。これは過去最高の1991年・81.8%(全体では81.3%)に迫る4番目に高い数値です。

 ここまで差が出ることに男子学生はもっと意識した方がいいのではないでしょうか。

―――――――――――
本質的には女性の方が成長が早い、それに伴って人間力が高いことがあげられる気がします。
一方で理由4、5は学生の時よくあった気がします。就活モードでバリバリやってるやつかっこ悪いとバカにしているシーンをよく見た気がします。
男子のかっこつけというよりコミュニティ依存によって周りから飛び抜けた早期活動が出来ないというのはあり得るところだと感じる。
 
List
この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_342907
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、48年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp