>「消費」に関して、「自らに決定権がある」という固定観念を捨てる時代が到来したように思う。周りの期待に応える「消費」、これが成ったとき、「消費者」という観念も消失する。 周りの期待に応える「消費」という意識、非常に大きな意味を持つ言葉であると感じました。生産と消費という相対立した意味を持つ認識からの脱却、この達成があってこそ旧パラダイムからの転換と言うことができるのだと考えています。「自ら」という規制枠をつくっていては、結局幻想観念しか生まれてこない。何一つ現実に基づいた打開策を生み出すことができません。
消費者という固定観念が、今尚潜在化しているようでは行き詰まった社会を変えることなど到底不可能です。周りの期待を感じ、それに応望する形で消費を認識することの大切さを痛感しました。 |
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