もはや学校は終っている
336536 残念な勉強法
 
匿名希望 18/06/17 PM06 【印刷用へ
僕はいま、アルバイトで家庭教師をしているのですが、「成績が上がらない」という生徒にこういう質問を投げかけています。

「じゃあ、今日勉強したことを、何も見ないで具体的にこの白い紙に書いてみて?」

そうすると、約半数の生徒が、ほとんど何も書けない。暗記した単語、勉強した事項、いろいろあるはずなのに、全然書けないのです。

もちろん、彼ら彼女らは勉強していなかったわけではありません。でも、いざ真っ白い紙に「勉強したこと」を再現しようとしても、できない場合が多い。僕もかつては、これとまったく同じ状況でした。

「残念な勉強」の1つ目の特徴はこれです。「勉強した内容を再現できないこと」。

当たり前ですが、ほとんどの試験はノートを持ち込むことはできません。いくら勉強しても、勉強した内容が自分の知識として定着していない場合、すなわち「白紙に再現」できない場合、0点になってしまいます。やってもやっても上がらない、まさに残念な勉強になってしまうのです。

この解決策は簡単です。毎晩自分で、「今日勉強したことを真っ白い紙に再現できるか」を確認すればいいんです。

今日習ったこと、勉強したことを、何も見ないで再現できるかを自分で試すのです。わからなかったところ、あやふやなところも合わせて「マルティン・ルターは1517年に『なんとかかんとかの論題』を書いた」「本能寺の変があったのは、たしか1580年くらい」と書く。そのうえで、ノートや参考書を見ながら赤字でチェックする。「マルティン・ルターが書いたのは『95か条の論題』だ!」「本能寺の変があったのは1582年だ!」。

こうやって再現できるかどうかをチェックすれば、自分が覚えきれていなかった事項を客観的に理解できるようになります。さらに「白い紙に再現しなきゃならない」と考えていれば、勉強しているときも「再現できるように」勉強する習慣がつく。

「真っ白い紙に再現する」というアウトプットのお陰で、インプットの質も上がるのです。
 
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新しい潮流1 社会捨象→不全捨象の充足基調(’70・’80年代)
新しい潮流2 私権統合の崩壊と社会収束の潮流(’90・’00年代)
新しい潮流3 社会不全⇒認識欠乏の蓄積
新しい潮流4 言葉それ自体が引力を持ち得ない時代
新しい潮流5 実現派は仲間収束から社会収束へ
新しい潮流6 解脱仲間から認識仲間への逆転
仲間圧力と認識仲間
新しい潮流は、新しい人間関係を必要としている
市場社会の、カタワの「集団」
本当は、「集団」に入ったのではなく、社会に出たのだ
古い人間関係は、影が薄くなるばかり
関係パラダイムの逆転1
関係パラダイムの逆転2
活力源は、脱集団の『みんな期待』に応えること
収束不全発の適応可能性の探索、その深くて強い引力
充足基調から探索基調への転換
'90年代の危機感と変革期待の行方
秩序収束と答え探索の綱引き
潮流2:戦後日本の意識潮流
潮流3:’70年、豊かさの実現と充足志向
潮流6:’95年、私権原理の崩壊と目先の秩序収束
潮流9:経済破局を突き抜けてゆく充足・安定・保守の潮流
今後10年間は充足⇒活力を上げれば勝てる 
「日本人はいつ物を考え出すのか?」(1) 共認充足が最大の活力源。'10年代はそれだけで勝てる
市場時代の共認非充足の代償充足⇒解脱(芸能)埋没
'70年〜現代 収束不全⇒本能的な秩序収束⇒課題収束⇒認識収束
現代〜近未来 対象への同化こそが新しい認識を生み出す
大学生が授業に出るのはなんで?
「やりがい」に潜む社会的欠乏
カリスマ 〜自分たちが共認できる価値観への評価収束〜 
仲間収束 2:一人でできない子
「働きたいから働こう」という意識
快美欠乏に替わって、認識の統合が最高価値になった。
判断の土俵とは、人々の潜在思念が作り出した共認圧力の場
『必要か否か』が環境問題に対する基底的な答えになる
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