共同体社会の実現
31945 場の圧力にふさわしい闘争原理が生まれる
 
本田真吾 HP ( 45 香川 建築家 ) 02/05/26 AM00 【印刷用へ
>人類的課題に対する期待と応望を主活力源にして創造活動を営み、評価収束による創造競争=共認闘争(=同類闘争)によって圧力=活力を高め、その同類闘争を同じ評価収束⇒評価共認によって統合する社会、これは原始人には夢想だにできなかった社会である。

社会の最終実現基盤として『認識形成の場』を捉えた。現実との距離はぐっと近づき、隙間が埋まった。言われてみればすんなり納得できる。しかし、そこのなぜ視点が行かなかったのか?それは、闘争と言うイメージが過去のそれと区分できていなかったからだと思う。

> では、大前提となる次代の同類闘争圧力とは何か?それは既に、前稿で明らかにされている。即ち、人々の認識欠乏に応える認識競争の圧力こそ、まぎれもなく新たな同類闘争の圧力である。この認識闘争の圧力が最末端をも貫く圧力にまで成長すれば、それに応える『認識闘争の場』は人類の最先端機能となり、全てをその下に収束させた社会統合機能となる。
つまり、私権闘争・掠奪闘争を止揚した次代の人類の最先端機能とは、最先端の認識闘争=評価競争の場となる『認識形成の場』そのものに他ならない。(31767

同じ同類闘争圧力でも、私権闘争と認識闘争では大きく異なる。私権闘争には具体的な敵(集団)が存在し、そこに勝つことが目的となる。

基本的には『個』対『個』、『集団』対『集団』の闘いで、 勝敗は特定の相手を上回る(倒す)だけでよい。だから、相対序列を決定することに意味があり、相手に勝てるのならば、それ以上の質はいらない。そして、活力源のひとつの期待も自集団からかかるのみで、敵を倒してしまえば、次の敵が現れるまでは、基本的に無くなる。

しかし、認識闘争=評価闘争の場では、集団を超えて皆が期待をしている。そして新しい認識を皆が評価する。ここでの闘争とは、より多くの人が未来を切り開ける認識を紡ぎだすことにある。それには普遍性が必要であり普遍性のある認識とはより多くの事実を統合できる認識であり、質の高さとも言える。

つまり、私権闘争の場では自集団の期待にこたえる『相対評価の闘争』でしかなかったものが、『認識闘争=評価闘争の場』では、集団を超えた皆の期待にこたえる『質をめぐる絶対評価の闘争』(終わりが無い)にかわっていくということか。
 
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