共同体社会の実現
31811 資格の質
 
鈴木康夫 ( 40 東京 建築士 ) 02/05/24 PM09 【印刷用へ
四方さん
>この最先端機能たる『統合サイト』に働く、人々の評価共認が作り出す最先端価値=評価指標は、もはや「お金」ではない。「交換」という場からやがて「お金」が登場した様に、認識形成の「協働」という場からは「資格」という評価指標が登場することになる。

 そもそも、交換と協働という場の違いが決定的なため、お金と資格では、かかってくる圧力や期待の次元が違います。たとえば、獲得賞金を指標とした場合は、その蓄積量(つまり過去形)としての意味が強調されてしまうように思います。
 
一方、資格のひとつに武道の段位があります。空手の師範が審査の折、

「受かったからといって慢心してはいけない。昇進しても、それはその  実力に達したからというよりも、この人ならば、日々努力してそれにふ さわしい実力となるだろうという意味である。」

とおっしゃっていたことが印象的です。 つまり、武道における評価指標としての”帯”は期待だったのです。これは、常に、その人の全生活、意識にのしかかるほどのその帯にふさわしい成果としての期待、圧力がかかってくるものです(現在・未来形)。そして、いろんな武道団体がある中、この道場は同じ段位でも、中身がぜんぜん違うという評価が形成されていくようです。

 応望志向の活力が内部で作用しつつ、同時に、その場の外側でも、その活力度に応じた評価が形成されていく。この拡がりこそ、その資格が評価指標としての普遍性を問われるものだと思いました。 
 
List
  この記事は 31768 への返信です。
この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_31811
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、50年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp