人間と社会は、人々の日々の圧倒的な営為によって生産力が発展し、それにつれて生産様式が転換されてゆくことによってしか、根底的な変革と発展を遂げることはできない。従って、あれこれの政治運動以前に、何よりもまず、社会の土台を成す新しい生産のあり方を提示することなしには、社会を変革することはできない。同様に、あれこれの生活要求以前に、自己の土台を成す新しい労働のあり方を提示することなしには、意識と存在の断絶を止揚して自己を実現してゆくことはできない。211322
あってもなくても良いような「思想」
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社会の繁栄期には 社会の衰弱期には
反体制的なお祭り 体制に依り縋る
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社会変革の中身は実は体制隷属
人間主義の中身は実は奴隷主義
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意識と存在の断絶
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人間と社会の基底的な現実を形成している生産様式の認識
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新しい生産のあり方を提示
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根底的な変革と発展
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