>女の性的商品価値を一層高めてくれそうな宝石や絹や毛皮を主要な交易品として、拡大していった。
>幻想共認(幻想への可能性収束)によって作り出された、市場商品の価格と一般農産物の価格との価格格差こそ、市場拡大のテコとも原動力ともなった市場の秘密の仕組みである。
(30709より)
キラキラしたもの、ヒラヒラしたもの…、女の子が「きれーい!かわいーい!」って言えば高価な値が付く。
雑誌は「あれがきれい」「これがかわいい」と押し付け、女の子の誰もそこに根拠なんて考えない。
「そんな気がする」だけの幻想共認、たしかにこれに乗らなくなったら、お給料、今の半分以下でやってけるかな。てことは市場が半分以下になるってことだけど…。
でも、「おしゃれは女の醍醐味」「おしゃれに興味が無い=女を捨ててる」ってくらい“女”と一体になってて捨てきれない。
>力の序列原理も、互いに顔が見える範囲の集団内部でこそ有効に機能する原理であり、それだけでは数百万人もの超肥大集団=国家を統合するには無理がある。互いに顔の見えない社会を統合するには、統合指標(評価指標)となる観念の共認が不可欠になる。
>最終的には身分(肩書き)という観念の共認によって国家は統合されており、武力時代の評価指標とは、この身分観念に他ならない。
(30553より)
男が「肩書き」を力の統合指標として共認したように、女は「値段」を性的価値の統合指標として共認したのかも。 |
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