アメリカ:闇の支配構造と略奪戦争
305740 金貸しによる医療独占支配によって、ホメオパシー医学は抹殺された
 
中村英起 ( 55 佐賀 会社員 ) 15/07/08 PM09 【印刷用へ
医療殺戮〜国家権力さえ遥かに凌ぐ、医療支配者たちの巨大犯罪
リンク より

アロパシー医学 VS ホメオパシー医学

設立当初から米国医師会は、アロパシー医学(逆症[対症]療法、病気の症状を押さえることを主眼においた医学で、日本を含め現代医学の中心的な治療法)を治療の基本とした。
アロパシーは公認の医科大学で訓練を受けた医師が行う治療で、外科手術と投薬に極端に依存する治療法であった。アロパシー医学の指導者たちは、ドイツで教育を受けた。

彼らは、何かといえば血を流し、多量の薬を投与することにもっぱら精力を費やした。そして、医学会が指定する治療法、あるいは標準的で正統な治療法に従わない医学は、どのような医学に対しても、敵意をあらわした。

一九世紀の医学校では、「ホメオパシー」(同種[同毒]療法、健廣な人に疾患を起こさせる薬物をごく少量投与する治療法]医学の方が広く普及していたが、アロバシー学派はホメオパシーに対して強力な敵対活動を開始した。
ホメオパシー医学はサミユエル・クリスチャン・F・ハーネマン(一七五五〜一八四三)という医師が提唱したもので、彼の同種療法に基礎を置いている。
ホメオパシーの方が、むしろ今のわれわれの時代にとってはより重要であるといえよう。なぜならホメオパシーは、病気を引き起こしたのと同種の毒性のない物質を処方することで、体の免疫機能を活性化させて治療する方法だからである。

今日でも英国のエリザベス女王をバッキンガム宮殿で治療しているのは、ホメオパシー医学の医師である。しかし米国では医学団体がホメオパシー医学の信用を傷つけ、撲滅する運動を猛烈に展開しつづけている。

皮肉なことに、一八九九年から一九二四年まで米国医師会を支配し、全国規模の権力に仕立て上げたジョージ・H・シモンズ博士は、自分でネブラスカ州リンカーンで開業していたころには、みずから「ホメオパシー医師」であると何年間も宣伝していた。

ホメオパシーの治療は種々の臨床試験の結果、関節炎の治療で一般によく処方されている薬と同様の効果があり、しかも有害な副作用を引さ起こさないという点で それよりもはるかに勝っていることが明らかになっている。しかしホメオパシー治療の業績は、歴史からは黙殺され続けてきた。また、たとえそれについて述べられることがあっても、事実を歪曲されて語られたのである。

ホメオバシーの有効性を示す典型的な事件は、英国で一八五四年にコレラが大流行したときに起こった。記録によると、この大流行の期間中、ホメオパシーの病院では死亡率がわずか一六・四%だったのに村し、正統派医学の病院では五〇%であった。
しかしこの記録はロンドン市の衛生局によって故意に隠蔽された。

一九世紀のあいだに、ホメオパシー医学は米国とヨーロッパで急速に広まった。ハーネマン博士の著わした教科書『ホメオパティカ・マテリア・メデイカ』を読んで多くの開業医が彼の治療方法を取り入れるようになったのである。
一八四七年米国医師会が設立された当時、ホメオパシーの医者の人数は米国医師会の構成メンバーであるアロバシーの医者の二倍以上いた。
しかしホメオパシーの医者たちは各自が独立しており、実際、個人開業医が多かったため、アロバシー医学からの一斉攻撃に対して十分な準備ができなかった。

米国医師会は初めからアロバシー学派という単なる同業者の集まった圧力同体であり、競合相手のホメオパシー派の医師たちを妨害し、廃業に追い込むという目的のために組織されたことは明らかであった。
米国医師会は一九〇〇年の初めにはこの目的を達成し、おかげで米国の医療は暗黒時代に突入した。そして今ようやく、この何十年間もの暗黒から抜けだすきざしが見えてきている。病気の患部を集中的に治療する方法にかわって、「ホリスティック医学」という、病気を身体の組織全体でとらえる新しい動きが起こってきたからである。

米国医師会のアロバシー医学の特徴は、自分たちの治療方法のみが唯一効果のある治療法であるという神話をでっち上げ、絶えず大衆に宣伝して売り込む点にある。
悪質な神話はみるみる成長して新たな怪物を作りあげた。

(中略)

医療独占支配が米国民にまわした「ツケ」

米国医師会は医学は進歩したとしきりに宣伝しているが、記録をみれば米国人の健康状態は明らかに低下してきていることがわかる。

一九世紀のあいだは、米国人の健康状態は着実に向上していた。これはおそらくホメオパシー医師たちのおかげであろう。当時、代表的な病気といえば結核であった。一八一二年、結核による死亡率はニューヨークで一〇万人中七〇〇人であったが、コッホが病原菌を分離した一八八二年には死亡率は一〇万人中三七〇 人に低下していた。一九一〇年、最初の結核療養所が開設されたとき、死亡率はさらに低下して一〇万人中一八〇人であった。

この年、ジョージ・H・シモンズはすでに米国医師会誌の編集主幹をつとめていたが、彼は、「一人一人の医師会会員がこの仕事で常に儲けるためには、医者の数が制限されなければならない」といって政治権力の行使を呼びかけた。ではどのようにしてこの目標は達成されたのであろうか?

魔法の杖をひと振りして医療に大変革をもたらし、このような独占支配体制を確立した魔法使いは誰であったのだろうか。
それはほかでもない、世界一の大金持ちで強欲な独占者ジョン・D・ロックフェラーである。

ジョン・Dは巨大な石油独占体制の編成にまんまと勝利を収めたが、その勝利たるや古代ローマの勝者と同じく血塗られたものだった。そしてその勝利の興奮がいまだ冷めやらぬうちに、ロスチャイルド商会とウォール街に遣わされたロスチャイルドの密使ヤコブ・シフとが創り上げたロックフェラーは、医療を独占すれば石油トラストなどよりもさらに莫大な利益をもたらす可能性があると思い至ったのである。

【抜粋引用ここまで】
 
List
  この記事は 289247 への返信です。
この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_305740
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
306855 癌の方々へ由井寅子からのメッセージ(癌の10ヶ条) 岡本誠 15/08/16 AM01
306133 医療独占支配〜英国版、無免許医師の排斥運動から始まった 中村英起 15/07/18 PM10
305971 ホメオパシー医学とは〜自己治癒力を促す同種療法 中村英起 15/07/14 PM09

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、50年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp