『黄金時代へ』(リンク)より転載します。
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(前略)
・・・船瀬さんの本「日本の真相!」(成甲書房)から本題の部分を抜粋転載させて頂きます。
(以下、転載開始)
■昭和天皇を“殺した”「輸血」
「昭和天皇は輸血で“殺された”!」 こういえば「何をバカなことを」と一笑に付されるだろう。
ところが医事評論家T氏は断言する。
「昭和天皇が死のまぎわ、体内出血と下血で連日ニュースになりましたね。あれは、ひっきりなしに大量輸血していたからです」
「輸血」といえば、それは救命措置だとわたしたちは学校で習った。
ところが、その輸血が結果として天皇の命を縮めた!
「輸血は臓器移植と同じである」。
医学教科書に、はっきりと書いている。
「……もっとも頻繁に行われている“臓器移植”である(『インターネット百科事典Wikipedia』
他人の臓器を移植すれば、生体内の免疫システムが、拒絶反応を起こす。
「でも、血液型で合う合わないを決めるから安心じゃないの?」と、ふつうは、そう思う。
しかし、それは間違いだ。医学専門家は断言する。
「血液型は指紋と同じ、一つとして同じものはありません」
だから、A、B、AB、O型の四分類は、あくまで大ざっぱな大別にすぎない。
同じ血液型でも、他人の血液(非自己)が体内に侵入すると、免疫細胞は攻撃を開始する。
同時に輸血された血液細胞からみれば、患者の血液は他人の血(非自己)なので、輸血された血も、患者を攻撃する。
つまり、輸血をするということは、からだの中で“血液の大喧嘩”が起こりかねないのだ。
■死亡率100%!輸血ショック症候群(GVHD)
昭和天皇は、最後は輸血による拒絶反応で命を落とした可能性が高い。この症状を知る医者は少ない。
それは、輸血ショック症状、正式には「移植片対宿主反応(GVHD)と呼ばれる。
「治療として輸血、血液製剤投与や骨髄移植などが行われたときに発症する」
その発症メカニズムは―
「輸血した血のなかのリンパ球が増殖して、患者(宿主)のリンパ球や細胞内皮系(免疫系細胞)を攻撃したときに起こる症状。発症すると100%助からない」(医学専門書)
つまり、「移植片のリンパ球が生き続けると、このリンパ球は、移植を受けたひとを「非自己」とみて排除しようとする。
こうして宿主(患者)の血液に入った移植片のリンパ球が増殖し、全身にまわると、宿主の組織は主要組織適合抗原という目印がついているので、これを攻撃し、いろいろな症状が起こってくる」「『家庭の医学大辞典』」
その症状は―「輸血や骨髄移植後、しばらくすると、皮ふの表面全体に赤い斑点があらわれ、高熱が出る。
下痢、肝臓障害が続発。あらゆる血球が減少し、貧血により衰弱。それだけでなく感染症や出血がおこりやすくなる」
「約1カ月後には、多くの臓器が障害され(多臓器不全で)死亡する」(同書より要約)。
恐ろしいのは「有効な治療法がない」ということ。内海聡医師(内科医)は、証言する。
「免疫系がパニックを起こして目茶苦茶になった状態。内臓不全などにつながり絶対助からない」
■血液型が同じでも致命的副作用が起きる!
輸血には、このような致命的副作用が隠されている。血液型が同じでも起こり得る。
しかし、このGVHDを全く知らない医者も多い。恐ろしい話だ。
このGVHD症状を具体的に見てほしい。
「あらゆる血球が減少」とある。これは、いわゆる「貧血」症状だ。輸血したのに血球が減って「貧血」になる!
医者はさらに焦って輸血する。すると……また「貧血」は悪化する……さらに輸血……。恐ろしい悪循環だ。
輸血がさらに致命的症状を悪化させる。「何がなんだか、わからない」
医者はパニックになる。
患者は地獄の苦しみへ突き落とされる。
さらにGVHD症状に「出血が起こりやすくなる」とある。
あらゆる血球―赤血球、白血球、血小板などが激減する。だから、血が固まりにくくなり、出血が加速される。
昭和天皇の最後の症状が、出血の連続だった。
医師団は必死で輸血を続行する。すると、出血はさらに加速され……最後は穴のあいたバケツに水を注ぐような状態に……。
恐怖の悪循環で天皇の末期症状は、下血につぐ下血でついに亡くなった。
このように昭和天皇はGVHDを発症した疑いが濃厚である。
むろん医師団は、日本の“象徴”を輸血によって“殺そう”としたわけではない。
彼らは近代医学の粋を尽くして、天皇の生命を救おうと連夜奮闘したのだ。
しかし、その輸血が、じつは天皇の直接死因となったとすれば、なんとも皮肉としかいいようがない。
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