市場の支配構造
289075 穀物市場に見るロックフェラーvsロスチャイルドの戦い
 
匿名希望 14/04/08 AM03 【印刷用へ
 現在の実質的穀物メジャーと言えば、穀物業者のカーギル社とADM社の2社を指すが、この2社はいずれもロックフェラー系の企業である。しかし、国際的な穀物流通全般に目を向けると、製粉業者であるゼネラル・ミルズ社とビルズベリー社というロスチャイルド系の企業が穀物業者2社に匹敵する力を有しているらしい。

 その辺りの情報が『ロスチャイルドの食料支配リンク』に載っていたので紹介する。

            【以下引用】

カーギル社の資金を支えてきたのは、デヴィッド・ロックフェラーが会長をつとめるチェース・マンハッタン銀行であり、この巨大銀行がカーギル家を資金面で支配していたことはよく知られている。また、ロックフェラー財団の研究資金によって、いわゆる緑の革命という小麦の改良がおこなわれ、穀物業界がロックフェラーに感謝してきた歴史の重みは大きい。しかしその動機は、農業への愛情ではなく、実はファミリー・ピジネスの利益が目的であった。初代の石油王ジョン・D‐ロックフェラーの娘が、全米の農耕機械を支配した発明家サイラス・マコーミックの息子と結婚し、インターナショナル・ハープェスター社(国際収穫機)という穀物帝国を築きあげていたからである。同社は、自動車会社フォードやジョン・ディーヤと肩を並べる農耕機械メーカーで、現在はナプィスターと社名を変えてきた。

              (中略)
 
二大製粉業者(=ゼネラル・ミルズ/ビルズベリー社)の創業者は両社とも、カドワラダー・ウォッシュバーンとウィリァム・ウォッシュバーンの兄弟で、そこにピルズベリー家、ベル家、クロスビー家、ピーヴィー家が寄り合って、大量のエレベーターが結婚する図となっている。

              (中略)

つまり二大製粉業者は、重なり合いながら、ひとつの企業連合を形成してきた。肩書に示される通り、彼等はこのわずかな人数で、マサチュセッツ州、イソディアナ州、ミネソタ州、ヴァーモント州で最高権力の州知事の座を占めており、穀物業のために銀行から船舶、鉄道、さらには政府要職構に至るまで支配の手を伸ばしていた。

              (中略)

この集団には、もうひとつの特徴がある。アメリカの製粉業界にあって、穀物業者と全米精米業者協会を裏から動かすゼネラル・ミルズというマンモス会社を支配する人物‐−現代の副社長がスティープン・ロスチャイルドであった。

              (中略)

その本質的な支配状況は、現在でも変らない。その元締めとなってきたのが、世界最大の財閥ロスチャイルドであった。

            【引用終わり】

 20世紀末まではロックフェラーとロスチャイルドはそれなりに“棲み分け”しながら共存共栄してきたと言われるが、いよいよその両者が真正面から激突を始めたのが21世紀の特徴だ。おそらく穀物流通市場でも、カーギル社vsゼネラル・ミルズ社の水面下の戦いが既に始まっているのだろう。その帰趨は、上記の引用からも伺えるように、これまでの戦略と傘下企業構成から、ロスチャイルド優勢で推移しているように感じられる。
 
List
  この記事は 222350 への返信です。
この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_289075
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、49年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp