今では、癌に直面したとき、手術・抗癌剤・放射線の3大療法に疑問をもち、医者に頼らず別の可能性に向かう人たちも増えてきました。(私もその経験者の一人です。)別の可能性に眼を向けたとき、何より頼りになるのは3大療法に頼らず克服してきた多様な治癒例です。科学的立証よりも、事実として治癒してきた多様な事例の中に、普遍的な共通項が見えれば、それは大きな可能性になります。そして、多様な治癒例から見える共通項として、断食というのがあります。
風邪であれ癌であれ、病は身体が求める何らかしかのシグナル(=期待)です。もっと言えば、そもそも人間に備わっている能力が十分に発揮されないことに対しての身体の期待です。実現論に書かれているように、人類の歴史を振り返ると、99.9%が極限的な飢えの時代。実現論1_6_00 私たちに備わっている多様な能力は、この飢えに対応するなかで創られてきたものです。断食が多かれ少なかれ身体の能力・治癒力を開花させるのは、これが理由なのでしょう。
以下は、3大療法に頼らず癌を克服した治癒例です。断食や食事療法を通じて、極限時代の共認機能が再生し、治癒力を開花させていく様子が伺えます。
〜以下引用〜
ブログ:治癒力開花 ―がんを超えた世界 より
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■子宮がん検診で・・・
1991年5月 実家の母親に
「区のガン検診に行かない?もう あなたも30歳だから受けられるわよ」(当時、横浜市在住の女性は30歳から子宮ガン検診対象でした)
と言われ、軽い気持ちで はじめて検診を受けました。
その頃、私は冷え症ではあったけれど、それ以外に持病はなく生理も軽く定期的にあるし2年前の初産も安産でした。私にとって ガンという病気は 「自分とは何の関係もない遠いもの」でした。
ガン家系でもなく、健康面で自覚するような不調は 特にありません。
ですから、検診に対して何の不安もありませんでした。
ところが、それから何日後か、1枚のハガキが届きました。
「子宮頸ガン検査について 要精検」 と太字で印刷されていました。
自覚症状がないし、事態がよくわからず、
「どうして、こんなハガキがきたんだろう?」と疑問でした。
しかたなく、そのハガキを持って近所の総合病院を受診しました。
「こんなハガキがきたら、ビックリしちゃうよね〜。大丈夫だと思うけど、はっきりさせようね」
と産婦人科の医師に言われたのを覚えています。
私も、「そうか、悪くないことをはっきりさせるために 調べる検査なんだ。」
と自分に都合のいいように解釈して 検査して帰りました。
やっぱり、少し気持ちが重かったので、こんなふうにして吹っ切りたかったのです。
■がんの告知・・・
その後、結果を聞きに行くと、検査したときと同じ医師が
「う〜ん、良くないんだよね。」
「え?」
「あのねぇ、子宮頸ガンなんですよ。初期だと思いますけど・・・」
「・・・・・」
医師は、私が一緒に連れていた2歳の長女を見て、メガネをはずして言いました。
「子宮、取っちゃいましょう。 お子さん、もう 1人いるんだし・・・ね、いいでしょう?」
「?・・・・・」
この人、いったい何を言っているんだろう?
子宮だけを取って すむことではないでしょう?
私は、パーツの集まりではないのに・・・
どうして、ガンができたのか、それをつかまなくっちゃ、本当には治らない・・・・
私は、この問題を解かなくっちゃ・・・・・・・>
何だか、そんな思いが わ〜〜っと ものすごい勢いで、私を包みました。たぶん数秒間だったと思いますが、その溢れ出てくる思いに私自身が圧倒されそうでした。
■手術を拒否して・・・
医師との押し問答の結果、 私が手術に同意しなかったので
「来週、旦那さんをつれてきてください。」と言われました。
とにかく、病院を出て、ほっとしました。しかし、事態は深刻なのだということは 十分重く感じていて 帰り道は、気がついたら娘の手を ぎゅっと握っていました。帰宅してから、もう一度 落ち着いて考えました。
もし本当にガンならば、子宮だけでなく、私全体がガンなのだろう。
子宮を摘出するのではなくて、私のすべてを 何とかして治さないと・・・。
あの医師が私に直接言ってくれてよかった。
でも、摘出手術はしない。何か、別の方法を探さないと・・・。
何か、きっとあるはず・・・ そんなことを思いました。
夫と 実家の母親に話しました。夫は、驚いた上に、私が
「でも手術はしないよ。私、頑張って治すから」
と言うと、さらに驚いて二の句が継げない・・・という感じでした。
母親は、ふだんから自然療法を生活に取り入れていたので、
「大丈夫よ、初期なら治るわよ。 ガンが治った人、知ってるわよ。」
と、本当に心強い言葉でした。
病院には、それから一度だけ 夫と一緒に行きました。
医師は、ガンの進行状態を説明し、転移の可能性が高いという話もしました。でも、私がよく話して打ち合わせてあったので、夫は同意せず
「考えてみます。」 と言ってくれました。
「若いから進行も転移も早いですよ。死んでも知りませんよ!」
と言われ、夫は かなり不安そうでしたが・・・
つづく・・ |
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