人類の起源と人類の拡散
28103 「採取時代の婚姻様式」と「風土」の関係
 
林真一郎 ( 20 学生 ) 02/04/05 PM08 【印刷用へ
 実現論構築に当たってのアプローチの過程は多岐に渡っており、より緻密な事実追求がなされている。ここで、私は「採取時代の婚姻様式」と「風土」の間には深い関係があると考えた。
 
 風土は大きく分けてモンスーン型、砂漠型、牧場型に分けられる。
 
 モンスーン型の特徴は「季節風」によって湿気や暑さ、暴風雨、洪水、大雪、台風、乾季雨季などさまざまな外圧を受けることである。黄色人はこの風土によってもたらされる、豊かな山野や海辺に進出し、採集や漁労に転じる事となった。結果、多少の外圧を受ける事で総偶婚が形成され性闘争ならび自我回路も、ほぼ封印した部族となった。
 
 砂漠型の特徴は「乾燥」という、荒々しく、生気を無くす、猛烈な外圧を受けることである。黒色人はこの非常に厳しい風土によって絶対的な共認圧力が働き、性闘争や自我が発現する余地までもが無かったと考えられる。
 
 牧場型の特徴は「雑草が無い」ことにより雑草との戦いが不要とされ、自然が人類によってコントロールされ易い事である。また適度の温度や乾燥、雨量からも外圧の低さが伺える。白色人はもともと狩猟生産であったものが、この風土の影響を受け、牧畜生産に移行する事になった。この移行は婚姻様式を首雄集中婚から勇士婚に転じ、最終的には性闘争を顕現させることとなった。

 以上のような風土によるアプローチは興味深いと私は考える。今回の投稿に当たって、実現論を読んだことで、私は今までに無いほど深く考えさせられた。あらゆる事実や考えを突き付けられ熟考したことは私にとって本当に良い経験となった。
 
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