西洋医療と東洋医療
278905 ○抗がん剤に頼らない癌治療法  「ハイパーサーミア」
 
庄恵三 ( 60代 神奈川 営業 ) 13/07/12 PM07 【印刷用へ
抗癌剤の弊害(実は増癌剤)が色んなところで指摘されています。
最近「ハイパーサーミア」と呼ばれる、抗がん剤を極力使わない治療法が注目されています。
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以下紹介します
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■最新のがん治療、温熱療法「ハイパーサーミア」とは?
◆癌は42〜43度Cで死滅する
ハイパーサーミアは電磁波を用いて加温を行いますが、使用する周波数によって影響が左右されます。

たとえばマイクロ波は、エネルギーが体の表面や浅い部分に集中して吸収され、深部(身体に中心部)までは到達しません。また温度分布が不均一になりやすく、その適用部位は浅部に限定されます。
一方、RF(Radiofrequency)波は透過性がよく、特に人体の加温には8MHz帯が最も適していることがわかりました。

がん細胞の特徴を逆手にとり物理的に消滅させようという治療法です。
がん細胞は42〜43度の環境では死滅してしまいます。ところがこれだけの加温をすると、正常細胞までダメージを受けてしまいます。

◆ハイパーサーミアは正常細胞を傷つけずにがんを死滅させる

そこで考え出された手法が、狙った病巣に上下及び左右からRF(ラジオ波)を当てるハイパーサーミア療法で、病巣に双方から到達した温度の合計が42〜43度になればがん細胞が死滅し、正常細胞にダメージを与えることがありません。しかも38〜39度になると、免疫力が上昇するというメリットまであるのです。

思い出して下さい。欧米では風邪ひきの患者さんに日本ほど解熱剤を頻繁に処方しません。発熱は風邪症状を引き起こしているウイルスを弱めさせている現象だからです。
発熱の限度もありますが、脳症等合併症を引き起こす懸念がなければ、免疫力に任せると言う考え方をするのです。

つまり体内温度上昇の過程の中で免疫力を高め、かつ狙ったがん病巣のみにダメージを与える結果を引き出すというものです。
患者さんの体温を目的まで高めるには15〜20分くらいで到達し、全体で45〜50分程度の治療時間を要します。

■ハイパーサーミアはがん患者さんへの負担を軽減させる
◆塞栓療法は抗がん剤の副作用を減らす
この治療は診療報酬との関係もありますが、月に8〜9回照射します。病巣部の体温が上昇するため、抗がん剤を使用するにしても、抗がん剤単体での処方量より少なめで効果を引き出します。

また、塞栓療法といって病巣に影響を与える動脈に、でんぷん質に抗がん剤を含浸させて留置させます。そこにハイパーサーミアを照射し、動脈を一時的に詰まらせているでんぷん質に温度上昇させた血液を送り込むことによって、でんぷん質が溶け出し、含浸させた抗がん剤で一気に叩きます。

これによって抗がん剤が少量で済むため、副作用が少なく最大の効果を得ることが可能となります。
この治療法は患者へのストレスも少なく、外科手術をしたのち、取り残しや体内の病巣周囲に浸潤したがん細胞を叩くために、術後の患者さんのフォローアップのためにも、機器設置医療機関が依頼されることが結構あります。
 
◆ハイパーサーミアを設置している医療機関は少ない
ただ高価な医療機器ですが診療報酬が低いため、設置している医療機関が少ないこと、設置していても使用していないところもあるようです。
設置していない多くの医療機関では、医師にインフォームドコンセント(説明と同意)を受けても、現在保険で受けることのできるすべてのがん治療法は説明されていません。自らが学び質問できる賢い患者さんになりましょう
 
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