現代意識潮流を探る
277792 本気で闘わなければ、充足を得られない時代
 
三島史路 ( 32 大阪 会社員 ) 13/06/17 PM07 【印刷用へ
>人類500万年を貫く統合原理は、共認原理である。事実、人類は500万年に亘って課題を共認し、役割を共認し、あるいは規範や評価を共認して存続してきた。
 
この時代は想像を絶する生存圧力が働いていた時代。
生きるか死ぬか、本能を直撃する圧力が働いていたからこそ、食料を確保する、外敵から集団を守る、という強烈な闘争共認が貫徹されていたのだと想像します。
規範破りには、相当な排除・淘汰の圧力も働いていたでしょう。
 
では、現代を見るとどうか。
かつての生存圧力に代わるような強烈な圧力が、成員全体に働いている集団はほぼ無いに等しいでしょう。多くの企業が熾烈な市場の圧力下で闘ってはいるものの、集団としての課題や役割、方針に対する成員の収束度はかつてのそれと比べると非常に弱く、集団全体の共認になっていないのが現実だと思います。
私権意識や序列体制が残存していることもあいまって、目先の表層的な人間関係や、解脱充足に停留し、この共認の時代に本当に皆が求めている深い共認充足の実現にブレーキがかかっているように感じます。
 
しかし、誰もが潜在的には共認充足の可能性を感じ取っていることもまた事実です。
多くの企業と接する中で、もっといい社会をつくっていきたい、企業として勝っていきたい、お客さんに喜んでもらいたい、みんなの力になりたいと誰もが心の底で感じています。
 
そして、その欠乏を皆で共認し、闘争への本気度を高められている企業ほど、充足と活力が高まっています。成員の本気度を醸成していく過程には、ミスやトラブルを徹底的に事実として開き出していくことや、それに対する厳しい評価をしていくことも必要です。
 
一見、人間関係が悪くなってしまいそうですが、それくらい、互いに本気で踏み込み合い、心の底から期待し応え合って初めて、皆が求めている充足があります。
 
これは、本気で闘わなければ、組織として勝てず、本当の充足も得られない時代に突入し始めたということ。
 
もちろん、深く踏み込み合える前提には、仲のよさや信頼関係など期応充足の土台があるのですが、それもまた、闘争共認なしには、期待する中身も薄くなるばかりなわけで、結局は、どれだけ闘争の先にある充足の可能性を示し、みんなの共認を形成できるか、充足と闘争の空気をセットで形成できるかに掛かっています。
 
だからこそ、充足も闘争も含めて、強力な共認を形成していく力(関係を作る力、伝える力、聞く力、言葉化する力、場を作る力、可能性を見出す力、本質を見抜く力…等)を誰もが獲得していくことが求められていますし、生存圧力に代わる共認圧力を形成してゆける=勝っていけるのです。
 
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