「現実直視」をキーワードにして、日々の仕事に当たってみようという課題をつくって、グループのみんなで一週間仕事をしてみた。
その後、一週間「現実直視」してみたみんなの実感をみんなで出し合ってみたのだが、ある点で共通していたのが面白かった。
みんな「現実直視」すると「"相手を勝たせるには?"という思考になっていった」とか「相手の顔が浮かんだ」など、思考が相手発になっていったのだ。何故「現実直視」すると相手発になるんだろうと、必読投稿を読んでいると、それが当然であることがわかった。
>人類は同類圧力だけが現実を形成する全く新しい時代を迎えたが、人類はこれまで専ら自然圧力を対象とし、同類圧力(主に期待)をテコにして観念機能を形成してきたし、私権時代も飢餓の圧力→私権圧力を前提とした同類圧力(主に闘争)を追求力の源泉としてきた。従って、同類圧力のみを対象とし源泉とする観念思考は、経験したことがない。261011
上記の投稿にあるように、貧困の消滅を経て、人類は同類圧力のみを対象とする時代に突入している。つまり、適応していくために「直視すべき現実」=「対象化するべき圧力」は同類圧力以外に無くなったのである。
その意味で、適応していくための現実直視をすると自然と相手発の思考になっていくのは当然なのだろう。 |
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