これまでは、科学の発展が人類に発展をもたらすと多くの人が夢見てきました。しかし、福島原発の事故でそれが悪夢であることが明らかになりました。
現代科学の発展(≒暴走)によって、人類は破滅の道を歩んでいます。そして科学の暴走は、他でもない「日本」で起きているのです。
以下、Darkness(リンク)より引用します。
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2011年3月11日の東日本大震災を迎え、日本人は「爆発しない」と言われていた原子力発電所が次々と爆発する悪夢を見ることとなった。
「原子力明るい未来のエネルギー」という標語を考えた少年はこのときすでに35歳になっていた。
原発事故に巻き込まれ故郷の福島を離れて愛知県で避難生活を送る生活になって、自らの考えが間違っていたことに気がつき、記者を連れてそれを訂正しに行った。
彼は原子力が未来を「破滅」させるエネルギーだと世界に訴えたのだった。
原子力は、一度暴走し、爆発し、メルトダウンしてしまうと、もはや人間の手に負えない「魔物」となる。彼が身を持って世界に示した通り、それは「明るいエネルギー」ではなく「破滅のエネルギー」となってしまうのである。
福島周辺20キロ圏内は、もう誰も住めないし、今後は街の姿も崩壊していき、正真正銘の「死の町」と化してしまう。福島県双葉町で言えば、住民の約75%が帰還困難区域、そして残りは住居制限区域となっている。
そうやって、「科学の暴走」は、人間の生活を根底から破滅させてしまった。(中略)
人間が自らの止められない科学、人間の生活を奪ってしまう科学、人間を皆殺しにしてしまう科学、人間を絶滅してしまう科学が、すでに存在している。科学はもうこれから人類を大量殺戮するために発展していくのかもしれない。
致命的な「科学の暴走」、すなわち、科学災害、あるいは科学を流用した事件が膨大に増えていくことが懸念されている。
そして、これらを総称するCBRNE(シーバーン)という概念もできている。CBRNEとは何か。それは、以下の単語の頭文字である。
・化学(Chemical)
・生物(Biological)
・放射性物質(Radiology)
・核(Nuclear)
・爆発物(Explosive)
こういったものが人類に致命的な「損害」を与えるのではないかと懸念され、多くの国の警察や軍隊がこのCBRNEに対処する特殊な専門部隊を組織している。
科学の暴走は、チェルノブイリ原発事故や福島第一原発事故のような「災害」として現れることもあるし、「テロ」「戦争」として現れることもある。
いずれにせよ、一度起きると、破滅的な影響力で人類を殺傷したり、地域を破壊したりする恐怖のエネルギーがある。
だから、各国政府がこれに対応できる特殊な警察・軍隊を組織するようになり、災害・事件・テロに備えている。
日本も例外ではない。自衛隊の陸上自衛隊には「化学科」があり、特殊部隊が組織されており、警察の中でも東京消防庁に化学機動中隊も存在している。
つまり、「科学が暴走する」ことを見越しているということになる。
CBRNE災害のもっとも深刻な歴史的事件のいくつかは、もちろん他のどこでもない、この「日本」で起きている。
・1945年 広島原子爆弾投下
・1945年 長崎原子爆弾投下
・1995年 地下鉄サリン事件
・1999年 東海村JCO臨界事故
・2010年 宮崎県口蹄疫の流行
・2011年 福島第一原発爆発
人類の歴史に残る「核」災害が日本で4つも起きている。だからこういう表現がぴったりだ。
「科学の暴走は日本で起きている」
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