社員の活力を引き上げるには?
265325 企業革命の切り札は、社内ネット
 
岡田淳三郎 ( 70代 大阪 経営 ) 12/06/12 AM00 【印刷用へ
私権圧力が衰弱すると、人々は活力源を求めて共認充足に収束し、更に仕事課題に収束してゆく。今や、活力源は同類圧力(互いの期待や競争が生み出す圧力)しかないことを、人々は嗅ぎ取っており、それ故に無意識に同類圧力が加わることを期待する時代、云わば圧力期待の時代に入ったと云えるだろう。

そうなると、これまでのような仲間内の会話では物足りないし、かと云って職場の会議では閉塞する。
それに対して、社内ネットには、充足も、課題も、期待圧力も、およそ活力上昇に必要な圧力源の全てがそこにある。
言い換えれば、社員の活力上昇の切り札となるのが、社内ネットである。なぜなら、人々の課題収束⇒圧力期待に応える同類圧力の場としては、社内ネットが最適・最強の場だからである。

もちろん、経営者としては、(会議に代わる社内ネットを)社員の活力を上昇させるだけに止まらず、出来れば答え=方針を出せる場にしたいと願うだろう。それは、実は社員も同じである。
人々の課題収束は必然的に能力欠乏を増大させるが、この能力欠乏⇒認識収束に応える場としても、新理論に導かれた社内ネットが最強の場となる。但し、社内ネットの中心はあくまで現業課題であり、従って社内ネットを能力形成の場へ上昇させるためには、課題の背後の状況や構造を語れる先導者が不可欠になる。

実際、社内ネットの活性化のカギは、第一に、正しい状況認識に基づく的確な問題指摘と課題共認の形成にあり、最終的にはその課題共認の共認圧力を受けて答え=方針を生み出せるか否かに掛かっている。
そして、正しく状況を認識するにも、答え=方針を出せるようになるためにも、人類の意識構造や社会構造についての根源的な構造認識の習得が不可欠になる。

しかし、講演や勉強会に行っても得る物は少ないし、マスコミ情報に至っては全く信用できない。
おそらく、社内ネットの活性化に不可欠な、先導者が自ら構造認識を習得する場は、社内ネットを超えた社会的な共認形成の場である「るいネット」になるだろう。
従って、次の段階としては、各社の社内ネットとるいネットの相互乗り入れの仕組みを考える必要がある。
 
List
  この記事は 256916 への返信です。
この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_265325
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
265516 余力を活かす場が、『社内ネット』 西知子 12/06/17 AM08
265434 「勝ち筋」とは、対象に期待をかけ、それを共認(充足)できる筋 麻丘東出 12/06/14 PM09
265376 成功事例を本気で真似すれば、勝ち筋が見えてくる 小暮 勇午 12/06/13 AM08
265342 経営者への提言:会議から社内ネットへ 岡田淳三郎 12/06/12 PM01

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

「合同板」必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
素人の社会活動19 素人と創造
素人の社会活動26 創造の資質
素人の社会活動28 現実を対象化する=思考する
素人の社会活動29 私権時代の歪んだ思考(主張・説得・議論)
素人の社会活動30 現実を対象化する思考=事実認識
素人の社会活動34 創造(=探求)のパラダイム転換
潜在思念発の大きな方向と大きな構成
因果関係と収束関係(実現関係)の矢印
原因→逆境(不全)⇒どうする?⇒可能性収束  
原基構造の不変部分と可変部分
「観念力を鍛えるには?」(1) 話し言葉と書き言葉の断層はどこから登場したのか?
「観念力を鍛えるには?」(2) 5000年前の文字登場以降、共認機能は衰弱している?
「観念力を鍛えるには?」(3) 「理解する」とはどういうことか?
「観念力を鍛えるには?」(4) 求道者と解釈者では思考の自在さが全く違う
詭弁を説明しようとするから難解になってゆく
「日本人はいつ物を考え出すのか?」(1) 共認充足が最大の活力源。'10年代はそれだけで勝てる
「日本人はいつ物を考え出すのか?」(2) 学習観念が役に立たないのはなぜか?
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実否定の自己欺瞞
社会運動の自己欺瞞
旧観念と新しい概念装置の決定的違い
「旧観念無用」という認識が生み出す気付きの深さ
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
『生命と場所』より…生命観
共生思想ということ
精霊の措定は手順律の逆転か?
「生物的な知」と「機械的な知」
「変性願望」批判
認識の創発性
認知と探索と統合
マイナス原因構造とプラス実現構造という両輪
未知の世界の知性?
シャーマニズムと幻覚回路
楢崎皐月氏のカタカムナ説(1) 宇宙から素粒子に至るまで、万象は共通構造(相似象)を示す

『るいネット』は、48年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp