>260856 「6 同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた」
共認収束を、第二ステージの課題収束にまで上昇させたのは、同類探索の引力である。
(中略)
この同類探索の引力が、全てに優先する外圧探索の本能に発していることは間違いない。>
Q.「全てに優先する外圧探索の本能」とは?
実現論に書いているように、人類も含め全ての生物は、外圧(外部世界)に対する適応態=外圧適応態である。
>実現論1_1_01
生きとし生けるものは、全て外圧(外部世界)に対する適応態として存在している。例えば本能も、その様な外圧適応態として形成され、積み重ねられてきたものである。また全ての存在は、本能をはじめ無数の構成要素を持っているが、それら全ては外部世界に適応しようとして先端可能性へと収束する、その可能性への収束によって統合されている。>
外圧(外部世界)は一定ではなく常に変化する。
全ての生物は、その変化する外圧(外部世界)に適応すべく、生命体の最基底にある生存欠乏=適応欠乏に突き動かされた外識機能をフル活動させ状況判断することで適応してきた。
実際、生物は、外部環境の変化を察知する外識機能を上げるために、感覚機能を高度化させ、更にはサル時代に共認機能、そして人類において観念機能を形成してきた。
このように、常に外圧の“わずかな変化”をキャッチすべく探索機能が、すべて生物に貫通して備わっており、全てに優先する適応欠乏に突き動かされた最基底の本能として存在している。 |
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