農村を活性化させる為には?
261681 農業参入企業の分析をしてみて感じたこと1
 
かなめんた ( 33 えどっこ 勘定方 ) 12/02/24 PM03 【印刷用へ
ここ最近、農業参入企業の経営分析をしました。
大きな傾向として、現金商売が多く流動比率は比較的高い数字を維持していますが、売上の伸びは大きくなく、原価率、経費率が総じて高い。営業利益ではマイナスのところが多いですが、補助金や助成金等を含めた経常利益でプラスに転じ、純利益はプラスを確保しているのが黒字経営の一つのモデルと言えると思います。

あくまで市場原理下で「どう儲けるか」という視点で言えば、巷の農業ビジネス本でも方針としては「作る作物をできるだけしぼる」「ニッチ的商品に限定してブランド化をはかる」「加工などで単価をあげる」「原価や経費は助成金、補助金でまかなう=できるだけ押さえる」「作物を作るだけでなく営業で販路開拓」という方針になります。

 確かに、これを徹底すれば市場原理下でもなんとか黒字経営を維持することは可能だと思います。そして実は補助金うんぬんを除けば、これは農業に限った話ではなく、工業生産でも同じで、実は市場で生産物を売って儲けるには?の方針とほとんど変わらないということが見えてきます。
違うのは市場原理の土俵にたったときに、他の業種よりも分が悪いので様々な補助金や助成金があるというところです。この国家からの補助、助成の仕方もかかる原価や経費を補填しよう=所得を補償しようというある意味福祉的なカタチです。

 あくまで儲けるためだけなら、上記の方針でもいい。でも、それで本当に活力が続くのかという疑問がわきます。
70年、貧困の消滅により物的生産の時代から意識生産の時代へ移行したという認識からすると上記の方針は限界があり、市場の縮小に伴って、いずれ農業だけでなく様々な工業生産が助成の対象となっていくとも考えられるからです。
そういう意味では上記の方針は一定必要ではあるが、小手先の方針でしかないともいえるのではないでしょうか。
 
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