健康と食と医
261432 腸内細菌が幼少期の脳の発達に影響を与える
 
かなめんた ( 33 えどっこ 経理 ) 12/02/16 AM01 【印刷用へ
>最近の研究により、脳から独立して動く胃腸などの消化管は、脳から受け取るよりはるかに多い情報を脳に送っていることが分かってきたそうです。261247

腸という機能が脳になにがしかの信号を送っているのは間違いないと思われます。どのように信号を送っているかに関して、共存している腸内細菌によるのではないかという実験結果があります。

以下引用は科学ニュースの森リンクからです。

腸内細菌と脳の発達2011年02月02日
背景: 哺乳類の腸内にはとても多くの細菌がおり、宿主の摂った食物から栄養を得ている。しかし同時に宿主の消化機能や免疫機能を助けたりと共生関係にある。

要約: この度マウスの腸内細菌が初期の脳の発達に影響していることが、スウェーデンのKarolinska InstitutetとシンガポールのGenome Institute of Singaporeとの共同研究チームによって示された。

彼らはまず普通の腸内細菌を持つマウスと腸内細菌を持たないマウスを用意し、それぞれの成長を観察した。すると、腸内細菌を持たないマウスは成長後より攻撃的になり危険を伴う行動を示すことが分かった。

また元々腸内細菌を持たないマウスへ、成長初期と成熟後に腸内細菌を導入して経過を観察した。すると成長初期に腸内細菌を導入したマウスは、成長後普通のマウスと同じような行動を示したのに対して、成熟後に腸内細菌を導入したマウスは腸内細菌を導入しなかったマウスと同じような行動を示した。このことから、腸内細菌が初期の脳の発達に影響していることがわかる。

さらに彼らは、腸内細菌の欠損が学習や記憶を司る脳内のどの遺伝子や情報伝達経路に影響を与えるのかを特定した。これらの実験結果は、長い進化の過程で幼少期の腸内細菌が、初期の脳の発達に統合されてしまった可能性を示唆している。

Rochellys Diaz Heijtz博士やSven Pettersson博士によると、マウスの成長のどの段階で腸内細菌が脳の発達に影響しているのか、特定の時期があるようだ。また腸内細菌はセロトニンやドーパミンなどの伝達物質に影響しているだけでなく、シナプスの機能にも同様に影響しているようだ。しかし、この結果はいまのところマウスでのみ示されているので、まだ人の腸内細菌も脳の発達に影響していると言うことはできない。
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腸内細菌は幼少期の脳の発達に影響を与えているようです。しかし、これも腸内細菌を単に入れればよいとか判断しがちですが、腸との共同体的役割関係≒バランスがあって初めて機能するのではないかと思います。
 
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261433 100兆以上の腸内細菌が脳と腸の相互干渉を補助している。 かなめんた 12/02/16 AM02

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