日本人と縄文体質
260240 「性の探求者」シリーズ(2) 赤松啓介に見る性の追求 〜日本人のおおらかな性〜
 
ブログ 共同体社会と人類婚姻史 12/01/06 AM00 【印刷用へ
2012年の新年特別企画、「性の探求者シリーズ」
第2回の本日は、赤松啓介氏を取り上げます。
赤松啓介氏については、当ブログでも、
日本婚姻史2〜その8:赤松啓介と言う人
『日本の婚姻史に学ぶ、共同体のカタチ』「夜這い婚って何?」 など、何度も取り上げています。

歴史に残るものは統合階級側から見た、統合の仕組みや制度改革の出来事ばかりで、かなり偏ったものです。
それに加え、統合の仕組みは歴史として残っている反面、その統合様式の最基底になる婚姻様式には、ほとんど触れていません。ましてや庶民の婚姻様式など皆無です。
そんな状況の中で、庶民の生活を探り、記録として残した赤松啓介は本当に貴重な注目すべき存在です。

そこで、若い20代の友人に、赤松啓介氏について感想を聞いてみました。

赤松さんの記事や本を読んで一番感じたのは、 「女性が性の充足を求めることがみんなに認められ、喜ばれている」 というみんなの意識のありようがすごくありがたいなぁということです。
 現代は性って特に女性にとっては秘め事になりがち。 集団の中でみんなにオープンにするなんて考えられないこと。
 でも、それが100年も遡らない時代に、女性から性充足を求め、そしてそれが喜ばれる状況があった、ということをありのままに教えてくれる赤松さんの記録はとても勇気付けられます。
 全体の意識を共有していくためには、まずは女たちでオープンに性の話や充足を共有できるようにすることが始めの取っ掛かりになりそう。2012年は、性充足を女たちで共有していけるような空気を作っていきたいです☆

>雨の夜、仲間の家に集まって馬鹿話をする若衆たち。
「お前夕べ、ウチのお袋のとこ来てたやろ」
「えー知らんでえ」
「ウソ言え。で、どうやった?」
「俺の妹がお前に会いたい言うてたで。最近ご無沙汰らしいな」
「いやーお前の妹イマイチやしなあ」
「俺今日留守するから、嫁のとこに来てやってよ」
 「わかった、行くわ」とまあこんな感じ。
そゆことしてると当然父親不明な子が生まれますわよね。 それを「こいつ全然俺に似てないやろ?」と笑いながら育てる夫。

 赤松さんが紹介しているように、共同体の中で上下関係なく、みんなで性の充足話をしていた事実を現代の人はどれだけ知っているのでしょうか。「笑いながら性の話をするのは当たり前。」そんな風潮があったことが驚きとともに、楽しそうだなと思います。
 こういう事実をみんなに知ってもらいたいと思います!

 ほんの数世代前の日本で「性の充足をオープンに皆で共有していた」という事実が、驚きと同時に、行き詰まった現在の男女関係を打開する新たな可能性として感じられているようです。

 今回は、赤松氏が亡くなられた時の、鴻上尚史氏の追悼文を紹介します。 にわかには信じがたいほど、度肝を抜く興味深い話です。
続きはこちら
 
List
  この記事は 154485 への返信です。
この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_260240
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

「合同板」必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、48年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp