西洋医療と東洋医療
258858 がん検診(レントゲン)が、がん・白血病を増やす
 
井上宏 ( 40代 新潟 建築コンサル ) 11/11/20 PM09 【印刷用へ
肺がんの増加の理由として、よく喫煙があげられますが、事実として喫煙率は長年にわたり下がり続けているのに、なぜ肺がんが増え続けているのか疑問を持っていました。
以下の調査は、放射線とがんの発生に関して医師の立場から見解が述べられているものです。職場の集団検診でレントゲン検査を終えた方には酷かもしれませんが、事実と整合しているのではないかと思います。

肺がんと放射線の関係について リンクリンク より引用。
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1945年から起った白血病の増加は、北半球の中緯度地帯にある多くの国でみられる。大気中の放射性物質は1952〜1962年にピークとなっており、白血病は1970年頃から各国で減り始めているのに、我が国の白血病はなお増加が続くことと、学童では胸部検診が1972年以降行われなくなったとたんに白血病が減っていることを考えると、結核集団検診が、白血病増加の一因であったことは明らかである。
(中略)
日本の肺がんの増加は世界の多くの国で起ったように大気のプルトニウム汚染が一つの原因であるが、これによる被曝はほぼ肺に限られ、肺がんだけを増やしている。もう一つの原因である胸部撮影では、肝臓・胃なども同時に被曝している。
(中略)

まとめ
放射線の危険度を我が国の白血病・肺がん・肝がんの動向から検討した。以下のことを少しは明らかに出来たと思っている。
1)  放射線の危険さは、ICRPの値が妄信されているが、検診で利用された放射線の影響は追跡されておらず、根拠がない。今回検討したところでは、放射線のリスクはかなり高い。割に早く現れる白血病についても、検診の効果検討で問題にされて い ない。医療で診断に利用している放射線が白血病死増加の原因でないかとの予防がん学(平山 雄著)での指摘も10年以上放置されている。放射線の影響は30年以上追わないと明らかにならない。

2) 高令者では被曝してもあまり影響がないとの説があるが、若年者と較べて白血病は多発し、がん増加は同じ率であり、高令者での放射線被曝の危険さは、若年者より高いと考える。
3) 肺がんの増加は大気圏内での核実験が主要原因だが、日本では結核検診での胸部撮影も影響している。
4) 日本の肝がんは結核検診での被曝量に関係がある。予防注射のまわし打ちによるC型肝炎の増加は副次的である.

5) 放射線を利用したがん検診の効果は放射線被曝で起る白血病・がんの増加で完全に帳消しになる。
6) がん検診を主導する医師は、放射線の閾値は300ミリシーベルトであり、これ以下の線量で行われているがん検診とか医療診断では、放射線の影響は無視してよいレベルと主張している。(www.yobouigaku-tokyo.or.jp/lb16_xry.htm 「検診と放射線」舘野之男)。だが、かなり少ない線量で行われた結核に対する胸部撮影でも、肺がん・肝がん・白血病をかなり増やしていることは明らかであり、胃がん検診が胃や周囲の臓器のがんを増やしていることを推測させるものである。医療で利用されているX線撮影も相当危険であるので、必要最小限にとどめる必要がある。

胸部検診の被曝線量は1950年には80ミリシーベルト、1970年には4ミリシーベルトと推定したが、この線量は多めに見込んで検討した。現今のマンモグラフィや胃がん検診では1ミリシーベルトと言われているが、検診を行う施設によっては10倍ほどの差がある。
* * * *
大気中に放出されたプルトニウムは少なくとも32億ベクレル以上。この医師の考察のとおりであれば、おそらくは、私たち日本国民は今後60年にわたり、致命的な確率で肺がんを発生させることになる、というのが避けられない現実なのかもしれません…。
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引用以上

グラフなどは元のサイトを参照ください。

3.11後のフクシマ原発事故後の日本では、事故による放射性物質吸引による体への負担と、そしてこのままだとレントゲンによる臓器への負担のダブルパンチを受けることになるのかもしれない。医学界には早く改善を望む。
 
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