ニュースの見方が変わる『日刊NewStream』をお届けします。
●ウィキリークスへ閉鎖の圧力(リンク)
内部告発サイト「ウィキリークス」は24日、同サイト向け寄付金の受け付け禁止を金融機関が続ければ年末までにサイトを閉鎖することになる、と発表した。米政府など公的機関の漏洩されたデリケートな機密情報を公表して論議を呼ぶ同サイトは、現在既に情報公開活動の一時休止に追い込まれている。
サイト創設者のジュリアン・アサンジ氏は24日、「この資金封鎖はウィキリークスの存亡にかかわるものだ。年内に封鎖が解除されなればサイトは立ち行かなくなる」と話した。さらにこれら金融機関は米政府の圧力に屈し、サイト支持者の情報公開の大義に対する支援を妨害するものだと述べた。(10/25 WSJ)
⇒政治家やその背後の国際金融資本家には、世論操作を含めた不都合な事実が多い。最近ではマーク・シンクレアTPP首席交渉官が「TPPで日本、韓国その他の国を押潰せる」と語っていたことが話題となっている。
●世界の人口 70億人へ秒読み(リンク)
国連が世界の人口が70億人を超えるとしている今月31日に向けて、アメリカのニューヨークの高校では、国連のパン・ギムン事務総長も参加して、カウントダウンを始める催しが行われました。パン事務総長は「70億人の世界を貧困や飢餓、戦争などの恐怖がない、繁栄に満ちた平和な世界にしよう」と呼びかけました。
国連は、この1週間、世界各地でさまざまな行事を開いて、環境破壊や貧困など人口増加に伴う課題への国際社会の関心を高めたいとしています。(10/25 NHK)
⇒現在世界の食糧総量は足りているにもかかわらず、なぜ飢餓が生じているのか?それは先進国の圧力によって食糧・農産物を自由市場化したことにある。貧困国は自由市場に反すると自給政策を禁止され、世界経済の食糧相場に翻弄されている。
●円/ドル為替レートの大底は?(リンク)
ドルが対円で今年3度目の過去最安値を更新したが、「アク抜け」感はいっこうに強まらない。財務省は昨年9月から合わせて7兆3300億円余のドル買い/円売り介入を実施しているが、介入警戒感こそ慢性化するドル安/円高の原因との指摘も出ている。
市場では「ドルは21日に76円を割れて、2、3円下落してもよかった。だが、介入期待感からファンド勢が中途半端なドルロングを作ったため、ドルが十分に下げきれずに終わった。これではいつまでたってもアク抜けできず、ドル/円は大底を打てないだろう」との声が出ている。(10/24 ロイター-)
⇒ドル・ユーロは、どちらかが大暴落するまでは、決着がつかない。それにしても、紙くず同然になることが分かっている外貨(ドル・ユーロ)を、何よりも優先して必死に買い支えている日本(市場主義)は、もはや狂気の沙汰としか思えない。
●サイバー攻撃で衆院議員の情報盗まれる(リンク)
衆院議員の公務用パソコンや衆院内のサーバーが今年7月以降、サイバー攻撃を受けてコンピューターウイルスに感染し、議員ら衆院のネットワーク利用者のIDとパスワードが盗まれた疑いがあることがでわかった。少なくとも約1カ月間、盗んだ側が議員らのメールや文書を「盗み見」できる状態だったという。衆院事務局やサーバーを保守するNTT東日本が調査している。
国会関係のサーバーがサイバー攻撃を受け、IDとパスワードが盗まれたことが明らかになったのは初めて。ウイルスは外部からメールで送り込まれ、外交や防衛など国政の機密情報が狙われた可能性がある。(10/25 朝日新聞)
⇒現代のすべては情報が握るといっても過言ではない。今やサイバー攻撃は、戦争を仕掛けられているという認識が必要。
路上で発信:なんで屋(リンク) |
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