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私権時代から共認時代へと大転換した今や、共認充足を知らないということは人間失格、少なくとも社会人失格(全く戦力にならない)である。そのためには、まず人間関係の否定視から脱却して肯定視することが共認充足を得るイロハのイである。
充足性・肯定視はとりわけ女の得意分野であり、女の充足性をどこまで引き出せるかが、企業の勝敗を決する。女たちの充足発信(期待やプラス評価)→充足した共認空間づくりが企業活力の源泉となる。
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『6/27なんでや劇場レポート「日本人はいつ物を考え出すのか?」(1) 共認充足が最大の活力源。'10年代はそれだけで勝てる』(233908)より
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女性からの発信を元にした「充足した共認空間づくり」について、「具体的にはどんなことなの?」と思う方もいると思いますので、私自身が職場で体験した身近な事例を一つ紹介したいと思います。
これは、【一緒に働く〇〇さんを一週間注視してみて、真似したいポイントを発見する♪、感謝の言葉を贈る♪】という企画です。
元々は、職場の女の子たちが行っている「感トレ」(214287、240486)でお互いに発表していたものですが、これを男性社員含めてみんなでやって、お互いにどんなことを想っているのかすり合わせしましょうということで始めた企画です。
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先輩のNさん(♀)が提案してくれたこの企画の発端は、日々の業務の統一化→高度化を行う過程で、様々なことをみんなですり合わせていく必要がある中で、
やはり一番大切なことは、その大元の「自分たちは何を実現したいのか・・・?」、をすり合わせていくこと。
「一緒に働いていながら、意外と隣の先輩や上長の仕事の成果物を見たことがないなぁ〜」
「日々、どんなことを考え、何を想っているのかなぁ〜」
という現状の中で、一週間相手を注視して、【こんなところ、真似したい!】を見つけて発表する。
仕事でも、普段の会話でもなんでもOK。
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素直に何でも伝え合う女性と違って、男性は、お互いに褒め合うとか感謝するとかは苦手なもの・・。
一緒に仕事をしている中で、「ありがたい」という気持ちは持っているのものの、なかなかそれを言葉にして伝えるのは、気恥ずかしい。
でも、これをやってみると意外や意外でみんないっぱい真似したいポイントや感謝の言葉で出てきたのです。
『Kさんの報告発信の仕方を真似したい。できたことは「〇〇できました♪」と嬉しそうに報告し、よくわからない時は、少し「不安そうに」発信しています。「ただ言葉で発信するだけでなく、その時の心情も含めて、表情にも声色にも表現して発信している!』
『現業やら資格勉強やら庶務活動やらで一杯一杯になってた時に、Hさんが「大丈夫か〜?」って声をかけてくれて、救われた気がした。すーっと安らいだ!』
『T君の「自然体」を真似したい。「まずはなんでも受け止める」という受信姿勢。上手くいかなかった過去のチーム運営を経て、いろいろな人の意見に耳を傾け、吸収していったのだと思う。もう既に参考にさせてもらっています!』
・・・などなど。
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どの発表もすごく良くて、「お互いに何を想っているのかが解る」ことがこんなにも充足するんだと実感しました。
提案してくれたNさんに感謝です。
女性からの発信を元にした「充足した共認空間づくり」の一例ですが、ぜひ職場で試してみて下さい☆ |
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