実現論を塗り重ねてゆく
254638 銅鐸は中国から。後の朝鮮移民が朝鮮からに塗り替えた。
 
田野健 HP ( 50 兵庫 設計業 ) 11/07/21 PM05 【印刷用へ
銅鐸についてサロンのメンバーと調べていました。
銅鐸、銅剣は弥生時代の前半を代表する渡来人文化で、現在でも教科書的には朝鮮半島由来という説が主流を占めています。
しかし銅鐸が日本に渡来した時期(紀元前4世紀頃)や銅鐸文化圏の地域を見ていくと明らかに中国から直接入ってきているとしか思えないのです。朝鮮半島の紀元前4世紀はまだ、中国の支配者も入ってきておらず、半島の先史時代です。
銅鐸+中国で検索すると直ぐに下記の記事にあたりました。銅鐸が中国由来であることが示されています。2006年の新聞記事です。リンク

>2006年3月7日付の朝日新聞に、中国で日本の銅鐸とそっくりな磁器製の鐸が発見されたという注目すべきニュースが紹介されました。 しかもそれが紀元前470年頃の、越の国の貴族の墓から見つかったということです。

『 中国沿海部の江蘇省無錫市にある紀元前470年頃の越の国の貴族のものとみられる墓から、原始的な磁器の鐸(たく)が見つかった。南京博物院(同省南京市)によると、これまで中国各地で出土した鐸と異なり、日本の弥生時代の銅鐸によく似ている。中国側研究者からは「日本の銅鐸は越から伝わった可能性があるのでは」との声が出ている。ーー 略 ーー。
 鐸は四つ見つかり、高さ約20センチ、幅約12〜18センチの鐘型。肌色で表面に蛇のような小さな模様が多数刻まれ、鐸上部に長さ数センチの蛇や虎の姿を模したつり手が付いている。
 同博物院などの説明では、黄河流域を中心に中国各地で出土してきた鐸は上部に手で持って鳴らすための細長い柄が付いたものばかり。日本の銅鐸と似たつり手の付いた鐸が、長江(揚子江)下流域の呉(?〜紀元前473)と越(?〜紀元前334)に存在していたことが歴史書にあるが、実際に中国で出土したのは今回がはじめて。楚に滅ぼされた越から日本に逃げた人がいるとされることもあり、日本の銅鐸との関連性を指摘する声が出ている。 ーー 以下、略 ーー 』

今回見つかった越の国の磁器鐸の形状は、島根県 加茂町で見つかった31個の銅鐸と極めて類似しています。新聞記事の説明にもあったように、鐸の上部に付けられたつり手は独特のものであり、他の地域ではまったく見つかっていないということです。従って素材が、銅と土の違いがあるために多少の違いが生じたものの、もともとの形状のルーツは同じであったと考えることが出来ます。

すると、これにより極めて重大な結論が導き出されます。つまり加茂町で見つかった多くの銅鐸は、越の国の人たちが持ち込んだことになり、『古事記』に登場するスサノオノミコトと、古代中国に存在した国、『越』が結びつくからです。
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出雲から近畿に広がった銅鐸文化が中国発であり、越からの由来である事がこの記事でわかります。スサノオについても朝鮮半島ではなく、中国から来ている有力者ではないかと推察します。
そして銅鐸は弥生時代後半に忽然と姿を消します。古墳時代にはまったく埋葬されていません。それも銅鐸文化が中国発であり、弥生後期から古墳時代の渡来文化が全て朝鮮半島経由であり、中国発の渡来文化が弥生後期には塗り替えられていった事を示していると思います。
 
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