日本人の起源(縄文・弥生・大和)
25427 戦争に至るのは水田稲作が要因ではなく、掠奪部族の登場をもってしか成立しない。
 
田野健 HP ( 40 東京 監理 ) 02/03/02 AM01 【印刷用へ
弥生時代が全面戦争に至らなかった理由としてもう少し考えてみました。

階層については政ー聖分離という立場をとって、権力の集中を避けています。集団の長はシャーマン的な役割(主に女が担う)と集団の為政者(主に男)の2人体制をとっており、邪馬台国の卑弥呼においてさえ施政は行なっていなかったそうです。

土地の優劣についてもそれを回避する装置が備わっておりいわゆる談合という方法で各地の長が話し会い調整したといわれています。

又、最後の異民族との縄張り闘争については、大量に短期間にまとまって侵略の目的性をもって渡来すると言う事が必要になり、海流の激しい日本海を大量動員する航海技術やそれだけの苦労をして渡来する目的が果たしてあったかは疑問です。
渡来した弥生人が大陸間を行き来する中で目的性をもって組織的に上陸した弥生時代後期の大量渡来まではその状況はなかったと考えます。

私は弥生時代は総じて戦争前夜だと思うのです。条件がそろいながらも回避する工夫をしていた。そして水田稲作=戦争ということは改めて疑ってみたいと考えてます。水田稲作は縄張り闘争は引き起こすが、殺し合いの戦争となるともう一つ違う要素が必要になると考えます。

すなわち掠奪部族の登場です。

戦争の引き金を引いたのは弥生末期に登場した騎馬民族の系統を引く渡来人の略奪行為が皮切りではないかと考えています。
 
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