<タイトル>
原発問題から次代のエネルギーを考える(上巻)
発行 2011年6月18日
サイズ A4 68頁
定価 1200円
<内容紹介>
私たち自身が当事者として社会を作っていく時代
2011年3月11日、三陸沖でマグニチュード8クラスの地震が数分の間に3連続で発生し、東日本一帯を襲いました。東北地方沿岸部は地震に加えて津波による甚大な被害が発生し、今も懸命の復興作業が続いています。
この東北地方太平洋沖地震によって、福島第1原子力発電所の電源装置が故障し、全交流電源を喪失しました。原子炉内の核燃料を冷却する為の水を送る装置がことごとく作動しなくなり、3月12日から15日にかけて第1原発1号機〜4号機が次々と爆発、原子炉建屋が吹き飛んでしまいました。この時から、大量の放射性物質が、大気中や海水中に漏れ続けています。
現在は、福島原発の現状もはっきりしない中、事故を収束させる道筋も見えず、放射能被曝による危険性だけが日々蓄積されていっているという状態です。
しかも、原発偏重の電力政策、エネルギー政策を抜本的に見直そうという声は、社会統合のプロである政府・官僚、そして電力会社からは、一切出てきていません。
福島原発問題に対処する為には、さらに日本全体のエネルギー政策を転換していく為には、どうすればいいのでしょうか?
過去からの原発推進の流れ、また福島原発事故後の対応からも分かるように、政府、官僚、マスコミから答えが出てくることはないでしょう。ですから、私たち自身が社会を作っていく当事者となり、私たち自身の手で社会を動かす必要があります。そのためには、マスコミの報道に流され続けるのではなく、また単に政府や電力会社への批判だけで終わるのではなく、事実を追求し、どうするのかを考えなければなりません。そうでなければ、日本人が直面しているこの未曾有の大災害も、全く意味の無いものになってしまいます
みんなが当事者として原発問題やエネルギー問題を考えるために、GRAND THEORY「原発問題から次代のエネルギーを考える」を発刊します。今回のGRAND THEORYでは、環境問題やエネルギー問題を扱うブログ「自然の摂理から環境を考えるリンク」の追求結果を基礎として、原子力発電所の原理と構造を押さえなおし、その上で原発の限界と危険性を踏まえ、次代のエネルギーシステムがどうあるべきかを考えます。
---------《上巻 目次》---------
第1章 原子力発電所の仕組み
1 原発はどのようにして電気を作り出しているのか?
2 核分裂反応とは?
3 原子炉の構造
4 発電に伴うゴミ=“放射性”生成物
5 原子力は人類が扱える技術なのか?
第2章 放射能と被曝
1 放射能とはなにか?
2 膨大な原子の集まりが、空気中に拡散し、放射線を発していく現象
3 運ばれてきた放射性物質は2つの作用を及ぼす
4 放射線種別と人体への影響
第3章 廃棄物は処理できるのか?
1 原発から発生する廃棄物は、そもそもどうしているのか?
2 再処理では、廃棄物問題は解決されない
3 原発が閉塞空間を増やし続け、社会活力を衰弱させる
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