地震・噴火・気象
249953 4/17なんでや劇場(4) 地球内部は巨大な天然原子炉
 
冨田彰男 ( 47 兵庫 経営管理 ) 11/04/21 PM00 【印刷用へ
●では、地震はどうして起きるのか?

次のような段階を踏んで追求してゆく。

@まず、地球の内部にある核(内核・外核)はどうなっているのか?
Aその回りのマントルがどうなっているのか?
マントルは3000kmの厚さがあるが、地表から100〜200kmが一番溶けているのは何故か?そこが問題の焦点となる。
Bマントルを下から上へ、さらには横へと通じる熱の道は、どのようにして出来てきたのか?
Cその上で、プレートそのものや日本列島やヒマラヤはどのようにしてできたのか?
D最後に、地球の地表面〜100kmはどうなっているのか?

●地球の内部にある核(内核・外核)はどうなっているのか?
○資料:【図1】「マントルトモグラフィの技術で明らかになった地球内部」リンク

地球の内部構造は、中心に半径3000kmの核(内核と外核)があり、その周りを厚さ3000kmのマントルが取り巻き、その外側に厚さ100kmの地殻がある。外核は5000〜6000度という高温でドロドロに溶けており、この熱は核分裂によって生じているというのが、現在の仮説である。

深刻な状況に陥っている福島原発問題を合わせて、核分裂を定義しておく。

放射性物質は、重く(分子量が大きく)不安定であるため、自然に核分裂を起こし別の物質に変わってゆく(「分裂」という概念を使うと、核爆発をイメージさせ原発屋にとって都合が悪いので「崩壊」という概念を使っているが、これは誤魔化しに他ならない)。

核分裂には、自然分裂と連続分裂の2つがある。
自然状態で起きる核分裂は単独の原子が分裂する(これを自然分裂と呼ぶ)。それだけでも大きなエネルギーを放出するが、福島原発のように、原発の底の方に放射性物質が山盛りになっている場合、それぞれの放射性物質が放っておいても自然分裂を始め、温度が上がってゆき、比較的短時間で超高温になって溶けだしてゆく。そうなると次々と中性子が隣接する原子に当たり連続分裂が始まる。福島原発は既に連続分裂に入っていると見た方がよい。

但し、自然分裂と連続分裂は繋がっている。原発屋は「臨界」という概念を使うが、それは自然分裂と連続分裂の境目を制御しながら熱エネルギーを取り出そうとするから。

地球の外核は数十億年に亙って5000〜6000度もの温度で溶けているわけだから、外核は自然分裂ではなく、原爆や原子炉と同じく超高温下で核分裂が連続して起きる連続分裂をしていると考えられる。そういう意味で、地球全体が天然の巨大な原子炉と言える。

☆放射性物質は、マントルや地表部分にも存在しているはず(実際に核燃料として採掘している)。局所的に分布している放射性物質が自然崩壊することで温度が上がり、それがスイッチとなって隣接する放射性物質が連続分裂している所もあるはずで、それが地球全体の熱源の一つとなっていると考えられる。放射性物質は、深さによってどういう分布になっているのか?(調査課題)

☆天然原子炉である地球の中心にある内核が固体というのは本当か? 事実であるとしたら何故か? 地球の最中心部にあって高圧なので融点が高いというのが定説であるが、これも証明されたわけではない。
 
List
  この記事は 249942 への返信です。
この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_249953
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
261511 地球中心部の物質とは?内核は、本当に固体なのか? 山田純子 12/02/18 PM09
261289 地球のコア内部が超高温を保ち、地球磁場を発生させているのは?〜「地球の分離二重自転構造」 麻丘東出 12/02/10 PM10
251170 【地震理論】地球の構造〜放射性物質の分布はどうなっているのか? 橋口健一 11/05/10 PM07
【3.11東北沖地震のメカニズムを解明する】1地球の構造 「路上で世直し なんで屋【関西】」 11/04/30 PM03
4/17なんでや劇場(4) 地球内部は巨大な天然原子炉 「日本を守るのに右も左もない」 11/04/27 AM08
250175 地震と火山を呼ぶ【熱の道】と自然の豊かさ=厳しさとグレートジャーニー【モンゴロイドの道】について 彗星 11/04/24 PM06
249954 4/17なんでや劇場(5) マントル内部で電子レンジ状態⇒熱の通り道ができる 冨田彰男 11/04/21 PM00

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

「合同板」必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
前夜の意識状況1 答えがないので、課題捨象
前夜の意識状況2 課題を捨象して充足収束=充足基調
前夜の意識状況3 無用となった感応観念(価値観念や規範観念)
観念捨象の実践模索では足りない=観念を必要とする地平
構造認識の現況1 否定意識や自我観念から脱却できない近代人=現代人
構造認識の現況2 特権知識階級の商売道具と化した「構造認識」
構造認識の現況3 既成観念の全的否定
思考次元1 潜在思念の実践思考
思考次元2 否定意識の倒錯思考
思考次元3 本能⇒共認⇒観念の超越思考(構造認識)
全てのネックは「答えを出せない」という一点にある
現代意識潮流と戦略ターゲット
必要意識⇒課題意識には、不全発と可能性発の二通りある!
不全発の『変革の必要』から、実現発の『認識の必要』への大転換
観念パラダイムの逆転1 現実捨象の倒錯観念から、観念捨象の現実直視へ
観念パラダイムの逆転2 現実否定の倒錯思考
観念パラダイムの逆転3 現実とは、人々の意識である
観念パラダイムの逆転5 現実、その下部意識と上部意識
観念パラダイムの逆転6 残る観念は、頭で塗り替えたら終い
観念パラダイムの逆転7 新しい認識だけが、現実を変えてゆく
新パラダイムの点検1 現実の壁を対象化できるか?
新パラダイムの効用1 現実否定の鎖を断ち切って、プラス活力の上昇へ
新パラダイムの点検2 可能性と不全(肯定か否定か)
新パラダイムの点検3 可能性or不全の源を対象化し続ける源泉
社会収束1 評価共認が生み出す同類圧力
社会収束2 私権圧力を超えた外向収束の潮流
新しい潮流8 現実を対象化するための概念装置
『必要か、必要でないか』という真っ当な判断の土俵が出来てゆく
必要か否かの『判断の土俵』が、国家と市場を呑み込み、解体し、再統合してゆく
新しい可能性が顕在化するとは、どういうことか?
新しい『場』は、古い評価指標の洗礼を受けて、はじめて顕在化する
実現の論理
実現論は、易しいけど難しい
行動方針4 まず身近な職場を改革してから、社会をどうするかを提示せよ
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
大衆の期待の変化に応じて統合力も変わってゆく
大衆には、運動を立ち上げる余力が無い→余力を与えられた悪徳エリートが支配する社会
金貸し勢力の弱点と自滅の構造
金貸しと悪徳エリートに止めを刺すのは?

『るいネット』は、50年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp