日本を守るのに、右も左もない
245534 「TPPを慎重に考える会」の山田正彦前農水相インタビュー
 
石敢當 ( 29 神戸 ) 11/02/11 PM11 【印刷用へ
「岩上安身オフィシャルサイト」リンクより転載
------------------------------------------------------------------
2011年2月8日、「TPPを慎重に考える会」会長の山田正彦前農林水産相にインタビューをしました。

マスコミでは、農業の問題としてマスコミで報じられているTPPは、実は、国民生活のあらゆる分野に関係しており、国のあり方を根幹から変えてしまう恐れのあるものだと、警鐘を鳴らしています。

TPPには24の分野があり、農業はその一つにすぎない。
医療の分野では、国民皆保険制度をゆるがす恐れがあり、日本医師会も本腰を入れて反対している。
紛争解決の分野では、日本国内のことを日本の法律で解決できなくなる
ばかりでなく、公用語が英語になるかもしれない。

政府調達も、地場の中小企業が軒並み倒れることが予想される。
雇用関係では、入国管理によって規制することが不可能となり、安い労働力がどっと日本に流入。東南アジアの低い労働賃金に平準化されるまで下がることになる。TPPを推進する財界人には、250円の牛丼が50円になるというが、これは、賃金が極端に低くくなるから可能なのである。

また、「ネガ方式」という考え方がある。これは、「規定されないものは全くの自由」というもの。これは、全く日本の国のありようを変えてしまう、恐ろしいこと。

これから最も成長が期待される中国は、日本がTPPに加入するなら、日本との関係を考え直すともいい、中国市場から日本が切り離されてしまう。韓国もまた、TPPに加入しないと表明している。

前農林水産大臣であった山田氏によると、日本の農業は既に十分に開かれてる。米の高い関税ばかりが報道されているが、農産物全体の平均は、EUなど諸外国と比べても十分に低い。アメリカでさえ、農家の個別保障で農業を支えている。ブッシュ前大統領は、食料を自給できないような馬鹿な国にはならないと、演説もしている。
また、農業は、単に食料を生産するだけでなく、国土を保全するという意味もある。農業が破壊されることは、日本の国土を破壊することに繋がる。

「TPPを慎重に考える会」には現在180名の議員が参加している。
これから議連にして本格的に活動を開始。東京だけでなく、地方で市民と直接対話して、運動を広げていこうとしている。
-----------------------------------------------------------------
以上
 
List
  この記事は 245337 への返信です。
この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_245534
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
246094 RE:「TPPを慎重に考える会」の山田正彦前農水相インタビュー 匿名希望 11/02/21 PM05

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、48年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp