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モンゴロイドの歴史B 1.4万〜1万年前 スンダ・モンゴロイドの拡散 |
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案内人 ( 人類史 に 光を照らす ) |
10/12/30 AM03 【】 |
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■温暖化→スンダランドの縮小・水没
温暖化の影響で極地の氷が縮小していくにつれ、海水面が上昇し、広大な陸地であったスンダランドが1.4万年前頃から水没し始める(6000年前には完全に水没し、東南アジアの海岸線が現在の姿に)。それに伴って、この地で繁栄していたスンダ・モンゴロイドが拡散していく。
1.南アジアを通って、インド亜大陸へ。
(インド亜大陸の原モンゴロイドと混血→ドラヴィダ人に)
2.ガンジス川を遡上して、タリム盆地からモンゴル高原へ。
【Dスンダ・モンゴロイド】
3.海岸沿いに江南地方から中国全域に移動。
(シナ・モンゴロイド×中亜モンゴロイドと混血→【原中国人】に)
4.北東の東シナ海を航海して、中国・江南地方〜日本列島へ。
(江南のシナ・モンゴと混血、日本列島の中亜モンゴ×北方モンゴと混血)
5.南方のオーストラリア大陸へ。
(オーストラリア大陸に先住していたオーストラロイドと混血→アボリジニに)
6.メコン川などの大河を伝って、チベット高原からタリム盆地へ。
(1万年前にはアルタイ山脈〜モンゴル高原に到達し、新モンゴロイドO3に)
■1.3万年前〜1.15万年前の急激な短期寒冷化期(ヤンガー・ドリアス期)(−7℃〜−8℃)
1.3万年前から急激な短期寒冷化期(ヤンガー・ドリアス期)に入る。アジア大陸内部(中央アジア)では乾燥化が進み、砂漠が拡大した。
○バイカル湖地域
急激な寒冷化の影響で、バイカル湖付近に留まっていた中亜モンゴロイドが東回りでアムール川下流域に移動していった。一部はさらに南下し、中国や朝鮮半島、日本列島にも移動したと考えられる。
この時期、シベリアは三度無人の地になった。
○Dスンダ・モンゴロイド
モンゴル高原のDスンダ・モンゴロイドが、急激な寒冷化の影響で、チベット高原(D1,D3)と日本列島(D2)に移動していく。それぞれ、チベット族、縄文人の主構成員に。 |
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