実現論を塗り重ねてゆく
241486 小アジア「ヒッタイト文明」 〜古代遺跡の観察と概要〜
 
たっぴ ( 35 京都 会社員 ) 10/11/30 PM01 【印刷用へ
神々の故郷と、その神話・伝承を求めて(岐阜大学名誉教授 小澤克彦)HP
リンク
より以下引用。
■鉄器と戦車戦術のヒッタイト

■ 位  置 小アジア、現在のトルコ領域の内陸部
    
■ 世 界 遺 産  古代ヒッタイト帝国の首都「ハットゥシャッシュ」と聖域「ヤズルカヤ」。付随的に、世界遺産とはなっていない「アスランテペ」、アンカラの「アナトリア博物館収蔵の遺物」など。
    
■ 意  味 小アジアの古代文明。鉄器と戦車戦術、エジプトとの「カデシュの戦い」「世界初の国際条約」など古代史に重要。
    
■ 時  代 ヒッタイト古王国は紀元前1700年から1200年頃まで。その後、「新ヒッタイトとして細々と継続。
    
■ 民  族 インド・ヨーロッパ語族。
    
■ 概  要  現在のトルコの首都「アンカラ」から東におよそ250キロメートルほど行った所に、現代のトルコ名で地名を「ボアズカレ」ないし「ボアズキョイ」というところに、古代ヒッタイト王国の都「ハットウシャシュ」の遺跡がある。
 そのヒッタイト民族の歴史は紀元前2000年くらい北方バルカン半島から入ってきたと思われる「インド・ヨーロッパ語族」に属する民族がその当時この地方にいたハッティという現住民族と融和して、やがて統一国家を造っていった。この民族のことを「ヒッタイト」と呼んでいる。

 全盛時その勢力は当時の大帝国であったエジプトと張り合うくらいのものがあり、紀元前1285年頃に「カデシュの戦い」が生じた。戦いはほとんど引き分けで、そこで両者は条約を結んで和睦し、それが史上初めての国際条約であったとされる。

 このヒッタイトは紀元前1200年頃、通常「海の民」と呼ばれる民族によって滅ぼされたとされるが疑問も多い。
 文化的に興味深いのは「ハットゥシャシュ」から北東に二キロほど行った所にある「聖域」ないし「霊場」で、「ヤズルカヤ」というが、これは「碑文のある岩場」という意味で、岩肌に神々の浮き彫りがあり、当時の神信仰のありかたが伺える。

■特出すべき特徴を抜粋転載

@大城塞
城塞を誇る文明は、当時にあってエジプトやギリシャのミケーネと匹敵する。

A大回廊、12神
大回廊の「神々の行進」で、ここでは左手の【12守護神の行進】から、とんがり帽子をかぶった姿の【男性神】のレリーフを見ている。右手に対面するこちら側の岩にはスカートをはいた【女性神】の行進が掘られている。両者は奥で対面する形となる。★全体で63神になると数えられる。

B大回廊、神々の行進
レリーフの中央は「天を支える二対の牛の神」なのだが、ほとんど判別できない。発見当時記録された模写図で判別できる程度となっている。この「牛」というのは古代世界で「聖獣」とされることが多かったのはクレタ島のミノア文明がそうであった。

Cヒッタイト戦士のレリーフ
 アンカラのアナトリア博物館に収蔵のレリーフでヒッタイトの戦車が描かれている。ヒッタイトの戦車戦術は、御者と弓兵と槍兵の三者が組みになっていたとされるが、ここでは御者と弓兵しか描かれていない。
 
List
この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_241486
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、48年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp