るいネットを応援する
241241 自分の認識・考えを相手にわかりやすく伝えるためには
 
水谷謙太 ( 21 三重 学生 ) 10/11/26 AM00 【印刷用へ
『素人の社会活動26 創造の資質』を読んで、自分の認識・考えを相手に対してわかりやすく伝えるためには何が必要か、ということについて考えてみた。

 誰でも、自分の認識・考えが相手に上手く伝わっていないな、と感じたことがあると思う。では、自分の認識・考えが相手に対して上手く伝わらない原因はなんだろうか、また自分の認識・考えを分かり易く伝えることができる人たちに見られる特徴はなんだろうか。

 自分の認識・考えが相手に対して上手く伝わらない原因の1つとして、観念をあらわす言葉でしか自分の認識・考えを語らない、ということが考えられる。観念を表す言葉だけでは、聞き手・読み手は実感を伴った理解をすることが困難であろう。

 では、自分の認識・考えを相手に分かり易く伝える人たちに見られる特徴はなんだろうか。その特徴の1つとして、相手が実感しやすいような、同化しやすいような具体例を提示することができる、ということが考えられる。サロンでも、難しい概念について考えている際に、参加者が実感しやすいような、同化しやすいような具体例を聞くことによって、理解しやすくなることが多々ある。

 ここまでの自分自身の投稿を読み返し、自分の認識・考えが読者の方々に伝わっているか不安である。そこで、自分のアルバイト先である個別指導塾での、自分の認識・考えが生徒に対して上手く伝わったという具体例を提示してみよう。

 高校生に対して、英語の仮定法過去・仮定法過去完了を説明しようとする。多くの学生が忌み嫌う分厚い文法書では、仮定法過去・仮定法過去完了は以下のように記述されていることが多い。

・仮定法過去:「現在とは異なる事実を述べる際に用いる。」
・仮定法過去完了:「過去とは異なる事実を述べる際に用いる。」

 上記のような言葉をすぐに理解できる生徒はほとんどいない。そこで、「もし私がイチローのような野球選手なら(だったら)、レギュラーをとれる(とれた)のに。」というような、生徒が実感しやすいような、同化しやすいような具体例を提示する。この具体例を通して、生徒は仮定法が表す内容を理解しやすくなる。
 
 自分の認識・考えを相手に分かり易く伝えるためにはどうすればよいか、別の言い方をすれば、相手が自分の認識・考えに同化しやすくするにはどうすればよいか、これからも考えていこうと思う。
 
List
  この記事は 6983 への返信です。
この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_241241
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
241723 Re:自分の認識・考えを相手にわかりやすく伝えるためには 浅見昌良 10/12/04 PM10

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、50年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp