本能⇒共認機能⇒観念機能
23883 新パラダイムの点検2 可能性と不全(肯定か否定か)
 
四方勢至 ( 老年 京都 編集 ) 02/02/14 AM01 【印刷用へ
●充足機能がなければ、不全を知覚することは出来ない。
本能や共認や観念の充足機能があるからこそ、その非充足状態を知覚する機能が必要になった。
原猿が直面した本能不全も、性闘争本能や捕食本能という充足機能に付帯する不全感覚として知覚される。しかし、性や食の本能(充足機能)それ自体では、この本能不全=壁を突破することは出来ない。そこで、より根源的な適応本能が、可能性を模索することになる。そうして、不全捨象の解脱充足機能(=新たな充足機能)が、形成された。それら全ては、適応=充足機能(or状態)の獲得というベクトルに貫かれている。

もちろん、その過程では、原猿初期や私権時代の様に、何の可能性も見付けられずに不全感や現実否定の意識の中に閉じ込められて終う一時期も存在する。(その結果、私権時代は、現実否定(or捨象)の感応観念へと可能性収束するしかなかった。これは、解脱充足へと可能性収束した原猿と同じ位相の時代であるとも云える。もちろん、解脱充足や感応観念では、元々の縄張り本能の不全や共認充足の不全を解決したことにならないことは、云うまでもない。)

何より、不全感や否定意識に閉じ込められた状態は、一定期間しか続かない。適応=充足機能(or充足状態)の獲得という根源ベクトルに貫かれて、原猿は本能不全を超える新たな充足機能=共認機能を獲得したし、極限時代の人類は適応不全を超える新たな充足機能=観念機能を獲得した。本源充足の可能性が開かれた今、人類が私権不全を超える新たな充足状態=本源社会(共認社会)の形成に向かうのは、必然である。
 
List
この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_23883
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
232967 私権時代は、人類史の「一時期」に過ぎない 山田孝治 10/06/10 PM02
232940 【図解】可能性と不全(肯定か否定か) 佐藤晴彦 10/06/09 PM06
108814 不全は充足への入り口 小林雅志 06/04/10 PM10
24232 自ら生きる場作りが思考を復活させる、 木橋哲夫 02/02/17 PM09
24226 人類にとって充足機能は根源的位置にある。 阿部紘 02/02/17 PM03
24076 人は充足存在 森本亜希子 02/02/15 PM10
23986 新パラダイムを混乱させる学者 馬場康一郎 02/02/14 PM11
23967 物を考えること、充足すること、その1 吉国幹雄 02/02/14 PM10
23925 人類を信じて 匿名希望 02/02/14 PM01

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

「合同板」必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
新しい潮流1 社会捨象→不全捨象の充足基調(’70・’80年代)
新しい潮流2 私権統合の崩壊と社会収束の潮流(’90・’00年代)
新しい潮流3 社会不全⇒認識欠乏の蓄積
新しい潮流4 言葉それ自体が引力を持ち得ない時代
新しい潮流5 実現派は仲間収束から社会収束へ
新しい潮流6 解脱仲間から認識仲間への逆転
仲間圧力と認識仲間
新しい潮流は、新しい人間関係を必要としている
市場社会の、カタワの「集団」
本当は、「集団」に入ったのではなく、社会に出たのだ
古い人間関係は、影が薄くなるばかり
関係パラダイムの逆転1
関係パラダイムの逆転2
活力源は、脱集団の『みんな期待』に応えること
収束不全発の適応可能性の探索、その深くて強い引力
充足基調から探索基調への転換
'90年代の危機感と変革期待の行方
秩序収束と答え探索の綱引き
潮流2:戦後日本の意識潮流
潮流3:’70年、豊かさの実現と充足志向
潮流6:’95年、私権原理の崩壊と目先の秩序収束
潮流9:経済破局を突き抜けてゆく充足・安定・保守の潮流
今後10年間は充足⇒活力を上げれば勝てる 
「日本人はいつ物を考え出すのか?」(1) 共認充足が最大の活力源。'10年代はそれだけで勝てる
市場時代の共認非充足の代償充足⇒解脱(芸能)埋没
'70年〜現代 収束不全⇒本能的な秩序収束⇒課題収束⇒認識収束
現代〜近未来 対象への同化こそが新しい認識を生み出す
大学生が授業に出るのはなんで?
「やりがい」に潜む社会的欠乏
カリスマ 〜自分たちが共認できる価値観への評価収束〜 
仲間収束 2:一人でできない子
「働きたいから働こう」という意識
快美欠乏に替わって、認識の統合が最高価値になった。
判断の土俵とは、人々の潜在思念が作り出した共認圧力の場
『必要か否か』が環境問題に対する基底的な答えになる
芸能か、認識形成か

『るいネット』は、48年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp