市場はそれ単体では生存できず、国家に寄生しなければ存在できない。
また私権原理の中では、大衆の活力源は私権獲得にある。
よって集団(統合)適応の原理から、国家は市場を利用して大衆(の活力源)を統合する。
だから国家にしても市場にしても、お互いがお互いに無くてはならない存在になる為、共生関係を築かざるをえなかった。
しかし貧困が消滅して大衆の活力源は私権獲得ではなくなった。
ということは国家が市場と共に在り続ける必要はなくなる。
大衆の意識が私権原理から共認原理へと移行している現在、統合軸となる新たな活力源が明確になれば、国家が市場との共生関係を解消する事は容易い。
そして人々の最先端の外向収束⇒認識収束を結実させた全く新しいまつり場である認識形成の場(人々の最先端の可能性収束の場)は着実に形成されてきている。
国家が市場との共生関係を解消し、認識形成の場を中軸とする新しい社会統合機構へと向かう日は近い!! |
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