暴走する悪徳エリートの所業
235479 『GoogleとCIA、政治犯罪予防技術に投資』
 
火中の栗 ( 40代♂ ) 10/07/31 PM10 【印刷用へ
特権階級の暴走を共有するためにはネットは必需だが、特権階級側でも当然これを阻害しようとする。
CIAはGoogleと手を組んで世界的なネット検閲に着手しようとしている。


■以下引用リンク_________________________

2010年7月29日 マスコミに載らない海外記事

Googleの薄気味悪いコネを明らかにする更なる証拠が現われた。ノア・シャクトマンは、Wiredの記事で、CIA等諜報機関の技術投資を行う機関In-Q-TelとGoogle社が、リアル・タイムでウェブを監視する企業をどのように支援しているか説明している。アメリカの企業Recorded Future社は、何万ものウェブ、ブログやTwitterアカウントを監視し、人々や組織、行動や出来事の間の帰属的関係を明らかにする。Recorded Future社は、この情報を利用して、将来を予測することができると主張している。


“個々の出来事について、誰が関与しているのか、どこで発生しているのか、そして何時終わりそうなのかを解明するのが狙いだ。Recorded Future社は、そこで、おしゃべりをプロットし、どの出来事についても、その‘勢い’をオンラインで表示できる”とシャクトマンは書いている。元スウェーデン軍レンジャーで、コンピューター科学の博士号を持つCEOのクリストファー・ アールバーグは、彼の会社が開発したソフトウェアを使えば“多くの場合、その曲線を実際に予測できるのです”とWiredに語っている。


以前、このコラムでも、他でも書いた通り、Googleは、過去これまでもNSAやCIAと仕事をしてきている。In-Q-Tel社は、2004年にGoogleが買収した地図作製会社Keyholeに出資している。“とはいえ、諜報コミュニティーとGoogleが、同時に、一新興企業に資金提供をするのは今回が初めてのことのようだ”とシャクトマンは書いている。


Recorded Future社が制作した上記の販売促進ビデオでは“パキスタン”と“ジハード”というキーワードを検索するためにソフトウェアが使われており、この技術はイスラム教テロリストやならずもの国家にまつわる情報を追跡し、データマイニングするのに使われるのだろうと、我々を思い込ませるようになっている。


とはいえ、NSAには米憲法修正第1条で保障された、表現や宗教の自由の権利を行使しているアメリカ国民をスパイしてきた実績がある。例えば2004年には、この巨大詮索機関が、ボルティモア市警察のボルティモア諜報部と協力して、ある反戦団体を監視していることが明らかになった。2005年12月には、ニューヨーク・タイムズが、ブッシュ政権とNSAが、アメリカ人の電子通信を盗聴していることを明らかにした。


ペンタゴンとFBIとCIAにはアメリカ人の市民的自由を侵害してきた豊富な実績がある。


“NSAは、1960年代にスパイ・キャンペーンを猛烈な勢いで進めた。FBIはNSAに、反戦活動家、公民権活動指導者や麻薬密売人を監視するよう要求した”とアール・オファリ・ハッチンソンは書いている。“1976年に、政府の国内スパイ活動を調査していた上院諜報特別調査委員会が、NSAのスパイ活動に、小さな公的覗き窓をこじあけた。”


ブッシュ政権時代に、FBI、ペンタゴンと国家安全保障局がそれぞれ、ブッシュ政権のイラク戦争に反対する、憲法上守られている、国民の政治活動を監視する秘密工作を仕組んでいることが明らかになった。In These Timesに書かれたジョエル・ブライファスの記事によると、FBIは、インディアナポリスの“菜食主義者コミュニティー・プロジェクト”や、カトリック労働者運動とその“準共産主義イデオロギー”、コード・ピンク、反戦団体の連合である、平和と正義のための連合、グリーンピース、第三回イラクに関する全国組織会議の参加者を含め、膨大な数の国民を対象にしている。


2009年、国土安全保障省は、帰還退役兵、銃器所持規制反対派や、州民兵や、愛国者団体を、潜在的テロリストとして監視対象とする文書を作成した。ミズーリ州とバージニア州では、警察の諜報機関が、憲法主義擁護者や、ロン・ポールやチャック・ボールドウィンの支持者や、愛国団体のメンバーを、テロリストと見なしていた。


Recorded Future社は、最終的に導入された場合、上記ビデオがほのめかしているように、CIAと諜報コミュニティーがでっちあげたイスラム教テロリストに関し、データマイニングをし、大量データからある傾向を取り出すのではなく、支配者集団にとって、本当の脅威である、アメリカ人に対して、データマイニングをするのだ。


Google社は巨大な監視・支配グリッドを作り上げるという活動に加担している。同社は、グローバル支配エリートの熱狂的侍女なのだ。Recorded Future社は、支配層エリートが犯罪活動と見なすもの、つまり、憲法や権利章典の擁護や、政治分野でこうした権利を、進んで行使し、擁護しようとする人々を、管理者達が、予知するために使用される犯罪予防の手先だ。

              《続く》
 
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