何人かで様々な問題について話をしている時に、色んな「事実や思い」が出てきます。
自分の主張を前面に押し出す(相手の事実や思いを否定する)と、「過去蓄積された事実や思い」=固定観念だけでの主張となり、「新たな事実や思い」が表出しているにも関わらず、それらを捨象してしまい、的外れな答えしか出せない可能性が高まります。
上記とは逆に
自分の主張を抜きにして(否定しない)聞くことに徹する(肯定する)と、それらの「事実や思い」が過去蓄積された「事実や思い」に積み重ねられます。
新たに積み重ねられた「事実や思い」も含めて、すべての「事実・思い」が論理整合する認識(=答え)を組み立てようとする方向に思考が向かいます。
(蛇足ですが、話すのは論理が組みあがってからでも遅くありません)
対象に対する肯定視と新たな事実を蓄積することが出来、かつ、探索過程に入れることが「聞くことに徹する」の本来の意味だと思う今日この頃です。 |
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