実現論を塗り重ねてゆく
233995 現実の成功体験、充足体験を言葉化したものでなければ役に立たない
 
越見源 ( 47 大阪 都市計画 ) 10/07/01 AM00 【印刷用へ
>そこでは、小中高大で勉強した認識群はほとんど使っていない。これだけ長い時間をかけて勉強した学習観念が役に立たないのはなぜか?(「6/27なんでや劇場レポート「日本人はいつ物を考え出すのか?」(2) 学習観念が役に立たないのはなぜか?」233909

これは、6月27日に開催されたなんでや劇場「世界の秩序崩壊と無能エリート⇒日本人はいつ物を考え出すのか」リンクで出された論点の一つだが、これに対し次のような意見が出された。

「現実の成功体験、充足体験を言葉化したものではないから。」

・・・なるほど。
例えば、江戸時代に藩校や寺子屋で教科書として用いられ、当時の日本人の高い観念力(=言語能力)の基礎となった「論語」は、「私権時代をどう生きるか?」に対する成功体験や充足体験を長い年月をかけて集大成した規範集と言って良いし、ユダヤ教の「タルムード」やイスラム教の「コーラン」も同様の規範集であるらしい。

ところが、現在学校で教えられている認識群は、近代思想を下敷きにしており、そのような非存在(現実には実在しない)架空観念が現実の役に立たないのは当たり前と言える。(参考:「社会運動の自己欺瞞」20055

では、私権時代が終焉し、共認原理へと転換するこれからの社会において有効な“成功体験”“充足体験”とは何か?どこにあるのか?

それは、既に私達人類の潜在思念(本能・共認機能)に蓄積されているのではないだろうか?
・・・私達人類ひとりひとりの潜在思念の内には、生物進化38億年〜人類進化500万年の歴史を通じて外圧に適応し、生き延びてきた、その成功体験や充足体験が詰まっている。
それこそが、紛うことのない現実であり、それを言葉化しさえすれば良いのではないだろうか?

そして、その雛形としてまとめ上げられたのが「実現論」( リンク )だ。

>例えば、ユダヤ人の『タルムード』、イスラムの『コーラン』、戦前の日本人の『四書五経』の反復がその事例だが、これら反復に値する書物は創始者一人で作ったものではない。数百年に亙って何十〜何百人もの弟子たちによって洗練されてきた成果である。(233909

現実の変化に適応すべく、多くの人々によって塗り重ねられ、手を加えられることで、この事実認識の体系は、現実の役に立つ成功体験・充足体験集として進化を続けていくのではないかと思う。
 
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