暴走する悪徳エリートの所業
230807 批判するしかできないマスコミはもういらない
 
山上勝義 ( 45 京都 建築士 ) 10/04/28 AM03 【印刷用へ
小沢VS.前原と騒ぐ 大マスコミの論調こそアンシャン・レジーム (ゲンダイネット)リンク
より以下引用
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高速道路料金制度の見直しをめぐる問題で、大マスコミは「小沢幹事長VS.前原国交相」の構図で大騒ぎだ。

 鳩山首相が「国会での議論の中で結論が出る。心配はいらない」と言えば、「国会に丸投げする鳩山首相はリーダーシップが欠如している」と批判する。

 23日の前原国交相の会見では、記者から「政府がいったん、国会に提出した法案に党側から意見がつくのは、ガバナンスとしてどうなのか?」という質問が飛び、前原は「絶対に認められない」と同調した。

 おいおい、ちょっと冷静になれよ。政府は行政府で、国会こそが立法府だ。政府の法案を国会でより良いものに修正するのは、そんなにおかしなことなのか?

 大マスコミや前原が言う“ガバナンス”は、自民党政権時代の政策決定プロセスである。自民党時代は、官僚が政策を作り、水面下で根回しした族議員が部会で意見を言って、党との調整を経て政府法案が決まった。そして国会では与党が多数を持っていれば、政府法案は簡単に成立した。つまり、官僚が都合のいいように作った法案ばかりだった。

 こういった政官ズブズブの関係をチェンジしようというのが、民主党政権の政治主導だったはずだ。

 民主党執行部で国民運動委員長代理を務める太田和美衆院議員がこう言う。

「政府与党一元化は、族議員をなくし透明性を高め、責任の所在を明確にしていこうというものです。高速道路の料金制度をめぐる今の状況を“混乱”と言いますが、議論のプロセスの透明性が高まった結果で、悪いこととは思いません。たとえ与党であっても、政府の法案を国会で修正する――それが民主党が目指す『国会改革』です。そのために、委員会や議会の審議を強化する必要がある。今は、政治の在り方を変えようと試行錯誤しているところなのです」

 チェンジには混乱が付きものだ。今まで通りなら混乱などなくスムーズに進むだろう。しかし、それでは政権交代した意味がない。

 大マスコミや前原ら民主党の一部は、自民党政権時代の古い思考回路を引きずっているだけなのだ。

「普天間」もそうだが、そこに気が付かないと、この間の選挙は何だったのか、ということになってしまう。

(日刊ゲンダイ2010年4月24日掲載)
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