>人類500万年を貫く統合原理は、共認原理である。
極限時代では、高い自然外圧の中、種を生存するために、親和充足、性充足に可能性収束し、それを集団共認して自我・性闘争が発現しないような状況を作り出した。
一方で私権時代は、集団自我を契機に略奪闘争を繰り返したことで、国家を形成するようになる。国家になるためにも統合原理が必要になる。そこでのは、「身分」という観念を共認することで、集団を序列化し統合していく。
ここで、身分の下の人も私権を共認していることがポイントで、国家という集団の中で、身分が与えられれば一種の安定(生きること)がもたらされる。しかも、身分を利用して、私権を追求することもできる。例えば反対運動が起こるのも、自分の身分を共認しているからに他ならない。
極限時代であれ、私権時代であれ、人々の共認によって社会(集団)が統合されることが普遍構造として存在することが気づきでした。
一方で、現代社会がバラバラになっている状況の中でも、可能性は共認内容によって社会を統合することができる。
そのためにも360°の視野で可能性を探索しながら、現実の意識・潮流を捉えて、新しい可能性(共認内容)を発信していきたいと思います。 |
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