現行の『婚姻制度』〜その中身と成り立ち(8)
日本人はどのように恋愛観念を受容したのか?リンク
家庭ブログで追求中の課題も、いよいよ佳境です。
〜引用開始〜
>資本制の生産様式は必然的に大量の労働力を必要とし、また資本主義が成立するにはその労働力が商品化されていることがひとつの条件になります。こうした(奴隷的な)労働者にとって、(少なくとも潜在的には)女の獲得がインセンティブとなっていたというのはおそらく間違いないのではないかと思います。(また私権の獲得と女の獲得が所有意識として不可分に繋がっている点は、統合階級も同じでしょう)
言いかえれば、労働力という商品(もしくは獲得した私権)と、商品化さ れた女の性との交換関係であるといえます。(3097)
〜引用終わり〜
資本主義のキーワードは、「上流階級による搾取構造」と言えるのではないかと想いました。上流階級による搾取構造が存在する限り、労働者階級のポジションは変わらず、序列原理と資本主義が維持されていきます。
■労働力の商品化 → 女(性的商品)の獲得■
労働力という商品
(もしくは獲得した私権)
↓↓ ↑↑
↓↓ ↑↑
商品化された女の性
このような状況に置かれた労働者階級の選択肢は極端にせまく、上記の交換関係による充足にしか、彼らは収束できなかったのではないでしょうか? |
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