アメリカ:闇の支配構造と略奪戦争
221622 政治家・マスコミの米国隷従は異常
 
岸良造 ( 50 香川 技術者 ) 09/12/10 AM04 【印刷用へ
■近年の米国に対する日本の政治家・マスコミの隷従ぶりは、米国に対する偏った見方をしてない多くの人にとって、異様に思う。

しかも、その政治家・マスコミの中心勢力をなす人は、「米国が咳をすれば、日本は風邪をひく(米国の影響が大きい)」といわれた高度成長時代(1960年〜1970年)に、反米闘争(米国帝国主義)に青春を賭けていた人達である。
米国の不条理に気が付いて居るはずである。
なのに何故米国隷従が強まったか不思議である。

しかし以下のようなサイトがあり、
【ブレジンスキーのオバマ政権も、世界が米国の支配から独立していくように仕向け、世界体制を単極型から多極型に転換させようとしていると感じられた。そして日本の覚醒(官僚支配を崩す)を待っているはずだ。】との趣旨である。

この分析が正しければ、政治家・マスコミも覚醒せざるを得ない状況になるだろう。
 

【「沖縄から覚醒する日本」 リンク
2009年11月4日  田中 宇】
のサイトがありました。
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 昨年末、私は「世界的な政治覚醒を扇るアメリカ」という記事を書いた。それは、米国オバマ大統領の外交顧問である国際戦略家のズビグニュー・ブレジンスキーが米新聞に発表した「世界的な政治覚醒」という論文を読んで分析したものだった。私には、ブレジンスキーが米政府の隠れた戦略として、世界の人々の反米感情を煽って世界的な政治覚醒を進め、世界が米国の支配から独立していくように仕向け、世界体制を単極型から多極型に転換させようとしていると感じられた。(世界的な政治覚醒を扇るアメリカ)
・・・

▼日本の怒りを扇動したゲーツ米国防長官
 米国防総省は、軍事戦略の根幹に関わるので基地の地元民意にとても敏感だ。ゲーツや米政府は「辺野古はダメです」という沖縄の民意をよく知っている。それなのにあえて「移転先は辺野古じゃなきゃダメだ。先延ばしもダメだ」と、鳩山に言う前にマスコミに宣言した。もし、ゲーツが普天間移転問題をうまく進めたいのなら、こんなことをするはずがない。マスコミには日米協調を宣伝しつつ、鳩山ら日本の高官に物腰柔らかく接し、移転先について時間をかけて協議する態勢を組むはずだ。ゲーツはマスコミを利用して日本側の怒りを扇動した。
・・・・

▼辺野古移転ごり押しで沖縄を団結に誘導

 ゲーツの高圧的な要求を受けて、沖縄の世論は反米的な傾向を強めた。琉球新報の世論調査によると、沖縄県民の70%が、普天間基地は県外か国外に移転するよう政府が米国と交渉してほしいと思っている。同時に県民の67%が、普天間基地の移転先を辺野古沖にすることに反対し、賛成は20%しかいなかった。99年の調査では賛成と反対が約45%で拮抗していた。(県民世論調査、県外・国外移設70% 「辺野古」反対67%)

▼民主党沖縄ビジョンのラディカルさ

 実は、沖縄の覚醒を誘発してきたのは、米国の勢力だけではない。日本の民主党自身、以前から沖縄を覚醒にいざなってきた。その象徴は、民主党がこれまでに4回改定してきた「沖縄ビジョン」である。最も新しい沖縄ビジョンは2008年のものだが、これは鳩山(当時は幹事長)自らが「政権をとったらすぐに使えように改定した」と言っているように、過激だった2005年の沖縄ビジョンの言葉を曖昧にしたものである。(民主党・沖縄ビジョン(2008))(民主が沖縄新ビジョン 2008年8月12日)(民主党沖縄ビジョン【改訂】2005年8月)

▼沖縄から日本を覚醒させて官僚支配を崩す
 この民主党の沖縄ビジョンの心理作戦と、ゲーツ国防長官ら米国の辺野古をめぐる敵視扇動策は、沖縄に対する「日米協調の隠れ多極化戦略」ではないかとすら思える。ゲーツは「辺野古移転じゃなきゃダメだ」と言うが、鳩山は「沖縄県民の意志を尊重する」と、宇宙人のようにとぼけて言い続けている。岡田外相はピエロの役回りをさせられ、日米関係を何とか悪化させないようにしようと焦り、嘉手納統合案を出して沖縄の人々を怒らせる。黒幕の小沢一郎の人事配置はなかなか絶妙だ。沖縄県民の意志は扇動されて「県外移転」に一本化されそうだ。

 民主党の沖縄ビジョンでは、沖縄の自立を「地域主権のパイロット・ケース」と位置づけている。地方分権は自民党も小泉政権の時からやっているが、地方分権の究極的な意味は「霞ヶ関官僚制度の大幅縮小」である。対米従属下の高度成長期の日本は、官僚制度が自民党というみこしを担いで日本を動かしてきたが、日本はもう低成長で、しかも多極化で対米従属も維持不能になる。日本の中枢たる官僚制度は大幅な改革が必要だが、官僚は権限を保持しようと謀略し、自民党政権下の地方分権は腑抜けにされていた。上からの地方分権ではなく、下から住民が革命的に権力を霞ヶ関から奪うような展開にならないと、地方分権は進まない。

 ブレジンスキーのオバマ政権も、日本の覚醒を待っているはずだ。

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米国の新たな日本支配の方法を探る必要がある。
 
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