>今後(30年間)は、上部意識=観念に焦点が移る。社会の最先端では、旧来の私権闘争に変わって、観念闘争が、最もホットな場となるだろう。
社会のタガがガラス細工のように急激に脆くなって来た。単純な本源規範の共認圧力によって、いとも簡単に社会の権力体がぐらつき慌てて機構改革や見直しを約束することが多くなってきた。そのスピードが日増しに加速して来ている。ボロが出て慌てて繰り出す法律、条例、行政指導が現実問題の解決たりえないことを、統合者も認識しているので問題の先送りでその場しのぎとなる。
統合者の頭を駆け巡る旧パラダイムは「豊かさ共認」でしかない。現実の捉え方(状況認識)はズレ捲くり、問題解決に向け一歩も抜け出すことができない。また、現実を前に、法のもとの平等、公正、その価値観をもとに損失補填的な対処療法しかできないので、一段落すると新たな問題の原因を産み出すことになる。
今の統合階級に誰も期待していないし、もはや退場して欲しいと考える人たちは増えている。ならば変われと言うのは当然である。
今や、現象事実から可能性を探ろうとする人が、思考の対象をとことん具象化し実現しょうとしている人たちが確実に増えている。
|
|