実現論を塗り重ねてゆく
218072 環境問題の歴史
 
匿名希望 09/10/25 AM08 【印刷用へ
9050 共認革命6「チンケな運動(要求運動の終焉)」岡田氏
>もともとこの社会(市場社会)は、近代思想(恋愛・自由・個人・人権etc)に導かれて成長してきた。その同じ思想に立脚して、体制を転換させることなど出来る訳がない。
>つまり、各運動団体は、今や夫々に体制の部分部分の穴埋め補修の役割を担うことによってかろうじて存続しているだけなので、自分たちの運動を統合するネットワークさえ形成できないのである。これでは、全国民的な運動NWに発展してゆける訳がない。
注:この点は、新しい運動である筈の、環境運動も同じである。云うまでもなく環境破壊・肉体破壊の原因は、市場拡大にある。にも拘らず、市場拡大を推進してきた旧思想に代る新理論を構築できず、当の旧思想に依拠したままなので市場の補完運動に堕し(それではごく一部の人しか参加しないので)、環境運動のNW化さえ出来ないでいる。
 
 環境問題の歴史を少し振り返ってみました。まさに市場拡大と同時に環境問題が発生し、増加していることがわかります。90年代に環境系の運動は盛り上がったことがありますが、ある程度、法制度化して規制を実現すると(フロンガス、ダイオキシン等)、次の課題を発掘できず、運動としては失速していく。

----------------------------------------------------------
■環境問題の歴史(リンク

18世紀末 イギリスで産業革命がはじまる
1868年 明治維新
1890年 栃木県の足尾銅山鉱毒事件
1893年 愛媛県別子銅山で煙害事故
1905年 別子銅山四阪島製錬所で煙害
1914年 日立鉱山に世界一の大煙突が建設
1932年 大阪市でばい煙防止規則が設定
1956年 水俣保健所が熊本水俣病の患者発生を公表
1960年 四日市コンビナートが操業開始
1961年 エネルギー革命(石炭から石油に)
    四日市市でぜん息患者発生
    イタイイタイ病の原因発見
 
1962年 アメリカのレイチェル・カーソンが”沈黙の春”出版
農薬の恐ろしさを警告
 
1964年 東京オリンピック開催 
静岡県沼津市で大規模なコンビナート誘致反対集
会が開かれ、コンビナートの進出を阻止する
 
1966年 田子の浦のヘドロ公害が深刻化
1968年 西日本一帯でカネミ油症事件発生
1969年 東京都公害防止条例が公布
1970年 日本万国博覧会が開催
「公害国会」で公害対策基本法が全面改正
 
1971年 環境庁が設置される
美濃部東京都知事が「ゴミ戦争宣言」
 
1972年 PCBの生産が中止
ストックホルムで第1回国連人間環境会議
 
1973年 第1次オイルショックがおこる
1974年 高度経済成長がおわる
岡山県水島コンビナートで大量の重油流出事故
 
1975年 ラムサール条約発行 
1979年 アメリカでスリーマイル島原発事故発生
1981年 DDTの製造、販売、使用が全面的に禁止
1986年 旧ソ連(現ウクライナ)でチェルノブイリ原発事故
1990年 香川県豊島の産業廃棄物の不法投棄が警察によっ
て摘発
1992年6/3 「環境と開発に関する国連会議」
(UNCED)別名地球サミット開催
1995年 福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」が事故
1997年 京都で地球温暖化に関する国際会議
1999年 茨城県東海村で核燃料工場が事故をおこす
1999年 藤前干潟埋め立て撤回 名古屋市
2000年 循環型社会形成推進基本法 日本
2002年 エコ・エコノミー レスター・ブラウン
2004年 脱温暖化2050研究プロジェクト発足 国立環境研究所(日本)
2006年 不都合な真実 アル・ゴア
2006年 改正容器包装リサイクル法 日本
2006年 スターン・レビュー ‐ 気候変動と経済 ニコラス・スターン(英国政府気候変動・開発経済担当政府特別顧問)
2007年 Cool Earth 50 G8サミット(安倍晋三)
----------------------------------------------------------
 
List
  この記事は 9050 への返信です。
この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_218072
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、48年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp