生産において総体的に事象を把握することこそが生産者にとっても、消費者にとっても単に欲求の埋め合わせではない充足を生み出すのだと気付いた。
自主管理を行う事とは、生産の場においての共同体形成であり、消費の場において欠乏の本質をつかむ事である。また、労働とは細分化され、配分された業務を処理することに腐心する事ではなく、言葉どおり生み出す事であるという当然の事を再認識した。
今までの自身が捕らわれていた観念は一体なんだったのだろうか。企業が変わり、社会を構成する人々が変わり、新たなフェーズに移行している最中にこのような考え方に出会えたことを嬉しく思うと同時に、責任も感じる。 |
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