9月4、5の両日、日米欧に中国やインドなど新興国を加えた主要20カ国・地域(G20)の財務相・中央銀行総裁会議が当地で開かれる予定だ。
先の今年の春4月にロンドンで開催された、主要20カ国・地域(G20)金融サミット(首脳会合)では、未曾有の経済危機に対処するため2010年末までに世界全体の経済成長を2%に回復させる為、各国が10年末までに5兆ドル(約500兆円)の財政出動を積み上げる目標を明示し、国際協調路線を堅持する姿勢を打ち出されている。
来る財務相・中央銀行総裁会議では、世界経済の危機克服に向けた政策の継続を確認する見通しだ。
>従ってそれ自体では決して自立して存在できず、国家に寄生するしかない。だから、市場は、云わば国家というモチに生えたカビである。カビがどんどん繁殖すれば、やがてカビ同士がくっつく。
今や、世界中いたるところにカビまみれのもちが転がっている。そして、そのカビだらけのもちがくっつきあってひとつになろうとしている。
しかし、所詮ひとつひとつのもちはカビのおかげで干からびていて、互いにひとつになったところで何の効果も期待できない。
『市場』というカビを身を切って切り落とす以外に、モチが生き残るための道はない。 |
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