>この差は、本能・共認・自我の夫々の回路の発達度合い(おそらくは、本能充足・共認充足・自我充足という夫々の充足体験度合い)に規定されていると考えられる。つまり、充足体験の豊かな(従って潜在回路の発達した)者は、どこまでも潜在思念で現実を対象化する。従って、様々な切り口が出てくるし、いずれは突破口を探り当てる事が出来る。(6983)
この投稿を読んだとき、若いときにした仕事を思い出した。
建物の空調設備を設計しているのだが、現在のように気流シュミュレーションなど簡単にできなかった頃、設計している室内の空気がどのように流れているかを検討していた。
私の頭の中で、暖かい空気と冷たい空気とがこう流れていくだろうな〜という直感をどう表現してよいか分からず、断面図に色鉛筆で空気が流れている絵を描いて、上司に説明したことがあった。
どうして、そう流れるように思ったのか、なぜ、このような表現になったのかなど、自分の言葉では説明することができず、絵で訴えるカタチしかできなかった。
上司は当然、「つたないな〜、技術者の説明じゃないよ」と言ったが、その絵がもとになって、課題を突破することができた。
このことが新たな充足体験ともなっていて、いつでも可能性収束へと潜在思念のアンテナがはたらいているのかもしれない、と感じた。 |
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