恋愛って、何?結婚って、何?
212821 セックスの持つ本源性
 
松岡隆 ( 46 大阪 会社員 ) 09/08/13 PM09 【印刷用へ
>セックスは、プラスの心と心の交感です。それは抽象的な話ではなく、本当に、期待=応望と肯定視の心の交感が出来れば、一切の肉体的接触も無く「イク」ことができます。(471)

セックスの目的とは何であろうか。
一義的には子孫を残すための営みであるとはいえよう。
だが、それだけならば“一切の肉体的接触も無く「イク」ことができる”という事には何ら意味はないことになる。

そこで考えなければならないのは「イク」とはどういう事態なのか、ということであろう。同じ西さんの投稿には

>端的には「心を開けない」=「イケない」ということです。
「心を開く=イク」のは「自分を出す」ことではなく「自分を無くす」ことです。
自己と対象(相手)の境界を取り払って融合してはじめて、世界=中身が拡がります。(“自分”にしがみつけばつくほど、中身が無くなってゆくのはその為です。)(471)

とある。
つまり、孤立した自我という倒錯観念を脱して、他者(≒異性)と和合する事による充足が「イク」ということになろう。

では、なぜ和合すると充足を得られるのだろうか。

それは生物進化史を遡ると理解し易い。1つは単細胞生物の「接合」辺りから始まったと言われる雌雄分化、或いは原初生物時代の状況仮説として考えられる
>〜前略〜全生物の共通祖先は「1つの細胞ではなく、共同体的にゆるく連帯した多様な原始細胞」の一群であった。生命は独立した細胞とは言えない様な段階から、一種の生態系を形成する事で生きてきたのである。〜攻略〜(リンク
という視点である。

要するに、本来、生命は多様な個体(半生物)が集まって形成された「一」存在であるが、生存外圧に適応する変異手段として多様な個体に進化し雌雄分化、躯体分化を重ね、分離生息しているという「多」の側面を持つ。つまり一と多を包摂したものが生命の実相だが、「多」の側面は飽くまで手段としての仮の姿であり、1つの生命体という地平に回帰することで、充足する(=本源的な活力を取り戻す)ことになる。

その意味で、セックス(=和合)とは1対1で営まれる異性間の交わりだけでなく、同性・異性を問わず多人数で「イク」事が可能といわれるチャネリングセックスの様なあり方の方が、実はより本来的といえるのかもしれない。
 
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