もはや学校は終っている
211279 「私大「一般入試組」少数派に」
 
斎藤幸雄 HP ( 45 愛知 建築設計 ) 09/07/22 AM11 【印刷用へ
学力を筆記試験で測る一般入試を受けた新入生の比率が、全国の私立大で今春、44%にとどまったことが調査で明らかになった。

『私大「一般入試組」少数派に…「大学の実力」調査』(リンク)より一部抜粋

今春の入試で、国公立は筆記試験による一般入試の入学者が81%を占めた。これに対し、私立は一般入試が44%。指定校推薦16%、公募制推薦10%、書類審査や面接などで選考する「AO(アドミッション・オフィス)」8%、付属・系列校推薦5%など一般入試以外の入学者は計46%だった。無回答・非公表は10%。(抜粋、以上)

AO入試とは、出願者自身の人物像を学校側の求める 学生像と照らし合わせて合否を決める入試方法である。学力試験の得点で合否が決まる従来の一般入試とは異なり、志望理由書や面接などにより出願者の個性や適性に対して多面的な評価を試みる点に特色がある。(ウィキペディア(リンク)より)

その目的とは裏腹に、少子化による生徒数の減少、新規大学数の増加などから経営難に陥り、学生募集を停止する大学(主に短期大学)が目立つが、学生確保という目先課題(AO入試という青田刈り)に埋没しているのではないか。

AO入試では、一般試験前に早々に合格が確定することから、学生は3年生の半ばで大学進学先が決まってしまい、大切な勉強がおろそかになってしまっている、など弊害があるという。

大学からは入学してくる学生の学力低下を嘆く声が聞こえてくるが、自らがその事態を招く要因を作っているともいえるのではないか。そうであれば、本末転倒。もはや市場原理で「教育」を考えことの限界なのかも知れない。
 
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