『私権の衰弱によって社会的な身分序列の頂点に君臨することになった大学の体制化とそれによる肯定派の増大によって、徒らに対象の細分化が進行し、ますます基本構造の見直しが捨象されて、誤った「基本認識」を生き永らえさせる事になった。』
(18718)
私権の衰弱から、追求をする原動力(否定・自我)を失った学者は、学問を商売道具とした。この背後にあるのは、それまでの身分序列による社会統合が、マスコミの共認原理への力の移行によって学者のお墨付きが共認統合する上で、重宝されたからだ。
また、一方で、六・三・三制度から大学への進学率を上昇させるなどの教育制度の体制化(支配化)は、これまた共認原理で大衆を統合するのに都合がよかったからなんだと思いました。
今や、短大・大学卒が当たり前だが、誤った間違った教育方針・制度がまかり通っているから、社会は閉塞するばかり。 |
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